弁当をつくろう!! (2014年6月号)

先日、友人に誘われて講演会に行きました。
その講演は 「 弁当の日 という、弁当作りを通じて子供たちに食の大切さ
や知識を身につけさせる 「 食育の一環 」 として行われている活動の紹介でした。

子供が作る 「 弁当の日 」 とは、2001年に今回の講師である竹下和男氏が校長
を務めていた小学校で始めたもので、子供が年に数回自分で弁当を作って学校
に持ってくるという取り組みです。
何を作るのかを決めることも、買い出しも、調理も、弁当箱に詰めることも、片付
けも全て子供がします。親が手伝ったり、口出しすることは原則禁止。
もちろんその出来具合に批評も評価もしないという約束のもと行うそうです。

一般的なお手伝いとして、野菜を切る、ごはんを盛り付ける、食器を洗うなどが多
いかと思います。しかし、そんなお手伝いも弁当を作る過程のほんの一部分。
弁当を作ること全てを任されることで、「全部自分で作った」という自信につながる
とのことです。

この取り組みを通じて参加した子供たちは、
「 失敗したけど食べてみたらおいしかった 」
「 毎日作っている親の大変さを知った 」
「 友達においしそうといわれ嬉しかった 」
など、様々な感情が芽生えています。

生きること=食べること。
誰にも頼らず自ら調理をすることで、生きるために必要な知識が身につきます。
教えてもらいながら調理するより、自ら考え、行動に移すことの方がはるかに得る
ものが大きいですよね。

我が家では、5年生になる娘が料理に興味を持ち始めたので、一緒に食事を作る
機会が増えてきました。最初は包丁を使う姿にヒヤヒヤしたり、食事の時間が遅く
なることを気にしてついつい口を挟んでしまったりすることも少なくありませんでした。
しかし今回の講演を聞いて、あまり手を出さずじっと見守っています。

回数を重ねるうちにできることが増え、今では夕食の味噌汁担当として、具材選び
から切り方など全てを任せています。

たまにびっくりするような味噌汁も出てきますが、家族の反応をみながら、彼女なり
にいろいろ試行錯誤し、楽しんで作る姿をみて、いつか弁当を作ってもらおうと考え
ています。

                                                                             bentou1

                      管理栄養士/小川 めぐみ (おがわ めぐみ)
                             2014年6月号
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