今から備える!花粉症対策 (2013年2月号)

早いもので2013年も1ヶ月が過ぎ、もう2月ですね。
そろそろ “ 花粉症 の季節がやってくる ” と身構える方も
多いのではないでしょうか?
   
私も花粉症には苦い思い出があります。
あれは中学生時代、ちょうど2月末の期末試験シーズンの頃だった
でしょうか ・ ・ ・。

いざテスト用紙に向かおうとするも、花粉症でハンカチが手放せず、頭がボーっと
する感覚と戦いながらテスト用紙に向かっていたことが思い出されます。

  

今でこそ、花粉症 は国民の5~6人に1人が持っている一般的とも言える症状と
なりました。また近年の動向を見ていると新たに花粉症にかかる人が増えている
ということも耳にします。

 
温暖化などの環境要因もありますが、ここ数年間の私たちの体質・食習慣の変化
なども大きく関わっているそうです。

   

花粉症は、花粉に対して免疫が働く、防御反応の1つです。

真の免疫は、『 様々な外敵から身を守り、健康な状態を維持する 』 ことを目的と
します。免疫力を高めることももちろん大切ですが、
その高い免疫力を 『 正常に機能させる 』 ことも重要です。
 

花粉症においては免疫自体は働いているのですが、外敵でないものに間違って
攻撃をしてしまう点では、正常に機能しているとは言い難いのです・・。

  

実際に、免疫機能を高める ( 正常に機能させる ) には生活の中でどんなことに
気を付けたらよいのでしょうか?

花粉症と言えば、ヨーグルトを思い浮かべる方も多いでしょうね。

 

 

◆ 免疫力を高めてくれる食品のポイント ◆
 
■ ビタミン・ミネラルをきちんと摂る
 

ビタミン・ミネラルは体の機能をスムーズに働かせるのに欠かせません。

 

ビタミンの中でも特に ビタミンB6 は免疫機能を正常にする働きのある
栄養素です。

ビタミンB6 が不足するとアレルギーが出やすくなるとも言われています。

多く含む食品には にんにく、まぐろ、酒粕、レバーなどがあります。
・ ・ とは言っても、体を正常に機能させるには様々なビタミン・ミネラルが密接に
関わっているので、単独で摂取するのではなく、まんべんなく摂ることが必要です。

 

最近では ビタミンD が免疫システムの調整を行うということも明らかになり、注目
を浴びています。ビタミンDは紫外線を浴びることによって体内で活性化し、機能す
る物質ですが、日が短くなる冬は日照不足によりビタミンDが不足がちとなります。

 
その他にも ・ ・
粘膜を強化して病原体の侵入を防ぐ ビタミンA、免疫機能を調整
し皮膚や粘膜を守る ビタミンB群、抗ストレス作用のある ビタミンC など、蓋を開
けると花粉症予防にはどれも必要そうな感じがしますね ・ ・

 

ビタミン・ミネラルをきちんと摂取するに不可欠なのは
バランスのとれた食事です。
様々な食品を摂るよう心掛けましょう。
 

具体的には、昼にお肉を食べたら、夜は魚にするなど1日のうちで同じものを食べ
ないようにしましょう。1日30品目という指標も1つの目安です。
 

私も何度か挑戦をしましたが、摂取エネルギーが増えたり、現実的には難しい面も
あるので、2日で30品目程度が良いのではないかと思います。
実際、摂取エネルギーをほとんど変えず無理なく取り組むことができました。

 

食品を重ならない様に選択しているうちに、自然と様々な食品を口にすることが
でき、色々なビタミン・ミネラルも摂取できるというわけです。

   

生活スタイルの多様化に伴って、サプリメントの選択 なども場合によっては有効な
方法ですね。市販のサプリメントは膨大な量があり、実際に不足している栄養素は
自分では分かりにくいものです。当法人にもサプリメントアドバイザーがいますが、
悩みや摂取したい栄養素に対して有効なサプリメントの選択のアドバイスが受けら
れるので、より効果を求める方にはとても良い手段だと思います。

 

 

◆ 免疫力を弱めてしまう原因 ◆ 
 
■加工食品に含まれる食品添加物
 

食品添加物は、食品の流通には欠かせないもので、保存性を高めたり見た目や
嗜好の向上というたくさんのメリットがある物質です。

しかし食品添加物との付き合いは浅く、体にとっては異物です。当然、異物
ですから、免疫に関わる細胞が働き、アレルギー性鼻炎などの原因となる抗体を
産生します。この抗体が増えると、外界からの刺激に敏感になるため、外敵でな
い花粉などにも過敏に反応するようになってしまいます。

     

とは言っても、食品添加物と接しない生活というのはほぼ不可能です。

そんな状況の中で おすすめの強い味方は、ズバリ食物繊維です。

食物繊維は食品添加物をはじめとする異物(有害物質)を吸着し、便と一緒に排泄
することができるのです。
 

意外と知られていないのは、腸が体内最大の免疫器官ということです。口から
入ったものを最終的に吸収するか否か判断してくれます。この選択する働きを助け
てくれるものの1つに 乳酸菌 があります。

“ 花粉症にヨーグルト ”
というイメージはここからもきているのではないかと思います。

普段ヨーグルトを習慣的に摂ってみえる方はさらに食物繊維の豊富なフルーツなど
を合わせてもいいかもしれませんね。特にドライフルーツなどは日持ちもし、食物繊維
が豊富なのでおすすめです。

 

 

◆免疫が正常に機能できるような生活スタイルづくり◆
 

忙しくて食事がきちんと摂れない、ストレスが溜まっている、睡眠不足であるなど
不規則な生活が続くと、免疫機能をつかさどる自律神経が乱れる原因となります。
時には休息もお忘れなく ・ ・ 。

  

これらは、薬や注射と違い、決して速効性はありません。

しかし、継続していると、花粉症だけでなく風邪や感染症予防にも繋がる習慣です。

ご紹介した食事での予防、花粉飛散時のマスク・ゴーグルを着用するなどの予防の
両輪で、今日から花粉症や風邪に負けない体を作りましょう!

 
 
参考文書 : 花粉情報 日本気象教会

                 厚生労働省 「 花粉症の疫学と治療そしてセルフケア 」
 
                                                                   kafun
 

                                                   管理栄養士/高田 康代 (たかだ やすよ)
                             2013年2月号
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