お屠蘇(おとそ)について (2013年1月号)
12月のある日、職場の先輩が、
 
「 知り合いから お屠蘇( おとそ ) の素をもらってね ・ ・ ・ 。
   お正月に作って飲んでみようと思っているんだけど、結構
 香りがきついんだわ。飲めるかなぁ。 」
 
お屠蘇の素?お屠蘇を作るって日本酒を造ること??
香りがきつい???
私の頭の中は?でいっぱいでした。
 
お正月に欠かせないお屠蘇。
最近では日本酒やビールで代用されることが多いようですが、本来
は、山椒(さんしょう)、防風(ぼうふう)、オケラ、桔梗(ききょう)、
陳皮(ちんぴ)、桂皮(けいひ) など十種類ぐらいの生薬を布の袋に
入れ、日本酒やみりんに浸した薬酒だそうです。
 
「 鬼気を絶し、人魂を生させる 」 という意味で、一年の邪気
を払 い、寿命を延ばす効果があるとされ、年の始まりであるお正月に
飲ま れるようになりました。
 
お屠蘇は平安時代に中国の唐から伝わり、初めては宮中でのみ飲ま
れていましたが、江戸時代に医師が手軽にお屠蘇が作れる 「 屠蘇延
命散 ( とそえんめいさん ) 」
を売り出したことから、民間にも広ま
った そうです。 「 屠蘇延命散 」 は現在、 「 屠蘇散 」 といわれて
おり、年末 近くになるとティーパックタイプのものがドラッグストアなど
で売られています。
 
私の先輩が言っていたお屠蘇の素は 「 屠蘇散 」 だったようです。
数種類の生薬が入っているため、独特の香りがするのは仕方がないで
すね。
 
お屠蘇の効能は生薬の調合によってことなりますが、主に健胃や風邪
予防などといわれています。まだまだ寒い日も続きますし、飲みすぎ、
食べすぎになりやすいこの時期に飲むことは単なる儀式だけでなく、
健康のためにも理にかなったものといえますね。
 
さっそく我が家でも屠蘇散を講入し、お屠蘇を作ってることにしました。
日本酒にみりんを足すことで甘くなるとのことで、みりんを少し足して、
屠蘇散をつけてみました。 
otoso
約1時間つけてみましたが、生薬の香りが結構強く、味は生薬なだけに
漢方薬を飲んでいるような感じでした。みりんを足すことによって甘みが
あり飲みやすかったです。 
 
さらに今回はおせち作りにも初挑戦!! 
 osechi
今年は手作り満載のお正月を満喫したいと思います。 
  
参考文献 『 子どもに伝えたい年中行事・記念日 』
                                      CUT_010.gif
                      管理栄養士/小川 めぐみ (おがわ めぐみ)
                             2013年1月号
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テーマ:食と健康 - ジャンル:ヘルス・ダイエット

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コメント
素晴らしい!
小川さん、新年に素晴らしいコラムありがとう!
【2013/01/01 21:21】 URL | 原克行 #-[ 編集] | page top↑
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