「豆」知識 (2012年2月号)
2月3日は、『 節分ですね。
 

もともと、『 節分 』 とは 立春 ・ 立夏 ・ 立秋 ・ 立冬の前日のことで、
季節の分かれ目をさしていました。
旧暦では節分が大晦日にあたる日。
昔から厄を払い新年の幸せを願う行事が行われ、大切にされてきました。
そして、春の節分だけが今に残っているのです。
節分の行事といえば豆まきが多くの地域で行われていますね。
これは、宮中で節分に行われていた 「 追儺 (ついな)」という鬼払いの行事が広ま
ったものです。

  

「 鬼は外、福は内 ~ 」 と子供のころに豆まきをしたことを思い出します。

豆まきした豆を拾い年齢の数だけ、もしくは年齢の数+1個豆を食べる。体が丈夫
になり、一年風邪を引かないと言われています。子供のころは、大人は沢山豆が食
べられていいなぁと思っていましたが、今となっては、一粒づつ増えていく豆の数が
複雑な思いです。

  

豆まきによく使われる 『 大豆 』 、様々な 『 パワー 』 が秘められているんですよ。

『 大豆 』 は良質なたんぱく質豊富に含まれ、昔から “ 畑の肉 ” と呼ばれてきま
した。
三大栄養素である、炭水化物や脂質もバランス良く含み、ビタミンE、ビタミン
B1、カルシウム、鉄分、カリウム、食物繊維などを豊富に含んだ栄養価の高い食品
です。

 
 

* 若返りの栄養素とも呼ばれる “ 大豆レシチン ”

  細胞膜を作る重要な成分で肌や内臓、脳や神経などの細胞を若々しく保つ重要
     な栄養
素です。

 

* 体の中のサビ落とし “ サポニン ”

  大豆を茹でたときに出る泡、それが‘えぐみ’成分のサポニンです。体の中でサビ
  と
なって悪さをする過酸化脂質を分解したり、抑制したりする働きがあります。

 

* 女性ホルモンと同じ働きをする “ イソフラボン ”

  ポリフェノールの一種で、女性ホルモンのエストロゲンと同じ働きをすることで注目
  
されています。エストロゲンの減少から起こる更年期症状の緩和に有効と言われ
  てい
ます。1日の摂取量の目安は40~50mgといわれ、豆腐なら1/3丁、納豆
  なら1パック
が目安です。

 

* 食物繊維や大豆オリゴ糖で快便・快腸

  大豆の食物繊維は水に溶けない性質なので、便通をよくしたり、大腸がんの予防
  に効
果的です。大豆を食べたときに感じる甘味が大豆オリゴ糖という糖分です。
  整腸作用
があり、腸内環境を整えてくれる効果があります。

   

さまざまな効果がある大豆、毎日食べてますか?

大豆は加工品も様々あり味噌、醤油、豆腐、納豆、油揚げなど食事に比較的取り入
れやすい食材ですよね。
大豆のパワーで、1年をまめに暮らしたいですね。 

 
 

【 節分の豆が残ってしまったら ・ ・ ・ 。 】


☆福豆ご飯(2人分位)☆

材料

米             1合

福豆(節分の炒り大豆)   大さじ3

水             200ml

酒             大さじ1

塩             小さじ1/

昆布            2cm×3cm

■作り方

 米を洗って、水を切る(炊く30分前くらいに)。

   炊飯器に昆布以外の材料を入れ一混ぜし、最後に昆布を入れ炊きます。

香ばしい香り漂う『福豆ご飯』のできあがり!!

アレンジで、ちりめんじゃこや塩昆布などを加えてもいいですよ。
その時は塩の量を調節して下さいね。

 
 

☆一服には福茶☆

福豆を入れた縁起のいいお茶です。

昆布の佃煮か塩昆布 「 よろこぶ 」 、梅干し1個 「 めでたい梅の花 」 、福豆
( 節分の炒り豆 ) 「 まめまめしく働く 」 3粒 「 吉数の3 」 を湯のみに入れ、
熱湯を注ぐだけ。
やさしい味のお茶ですよ。
   
参考資料 : 『 くらしの歳時記 』 『 おいしい大豆生活 』

                                setubun

                         栄養士 / 山中 裕美 (やまなか ひろみ)
                                      2012年2月号
                                   
■ バックナンバーへ ■

スポンサーサイト

テーマ:食と健康 - ジャンル:ヘルス・ダイエット

| バックナンバー | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
<<牛乳に含まれるカルシウムについて (2012年3月号) | ホーム | 組み合わせ食品 (2012年1月号)>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
→http://eiyoushinoheya.blog60.fc2.com/tb.php/57-84abe537
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |