夏太り (2011年8月号)
毎日暑い日が続いていますね

口を開けば、ついつい 『 暑い 』 という言葉が出てきてしまいます。

この暑さいつまで続くのでしょう。

  

さて皆さん、夏は 「 やせやすい季節 」 だと思いますか?

暑くて汗を大量にかき、
食欲も落ちるので夏やせすると思うかもしれません。

でも、体重は意外にたいして変わっていない、
あまり食べていないのに ・ ・ ・ 。

  

そのカギは
 
『 基礎代謝 ( 人間が生きていくのに最低限必要な機能を維持するためのエネルギー)
 
が握っているのです。

一日に消費される総エネルギーのうち、
基礎代謝は6~7割を占めているのです。

 

基礎代謝量は
性別 ・ 年齢 ・ 身長 ・ 体重 ・ 筋肉量 など多くの要素により異なりますが、
自分の基礎代謝量の目安を知りたいとき、
体重1kgあたりの代表値によって求めることができます。
  
 

【 基礎代謝量の目安 】 
 

基礎代謝量(kcal)
 
=基礎代謝基準値kcal/kg体重/日)×あなたの体重(Kg)

 
 
例えば、年齢40歳60kgの男性の基礎代謝量の目安は、

40歳男性の基礎代謝基準値は22.3ですので、

22.3 × 60kg = 1338kcal となります。 

↓基礎代謝基準値・基準体重・基礎代謝量
201107 

夏は気温が高いので体温との温度差か小さいため、
体温維持のための熱エネルギーは少なくて済むので基礎代謝は低くなります。

 

逆に冬は気温が低いので体温との温度差が大きいため、
体温維持に必要な熱エネルギーが多くなるので基礎代謝は高くなります。

   

夏は基礎代謝が低いので消費エネルギーも少なくなります。

夏は冬よりも省エネ体質になっているのです。

「 あまり食べていないのに体重が減らない 」 というのは、
これが原因の一つです。

  

夏はよく汗をかきますが、夏に汗をかくのは体温調節のためなので、
実際は運動してかく汗のようにエネルギーは消費していないのです。
 

汗によりビタミンやミネラルが多く排出されると、
ビタミン
B群が不足しがちになります。
 
ビタミン
B郡は、糖質や脂肪をエネルギーへ換えるサポートをしてくれています。
この作用が低下するということは、
その分が身体に蓄積され太りやすい体質になる原因へと繋がります。

 

また、暑さから一日中クーラーの効いた室内でダラダラ時間を過ごしてしまうと
身体を動かすことも減り筋肉が落ちてしまいます。
よって、ますます基礎代謝も低下してしまいます。


このまま秋を迎えるとどうなるでしょう。

気温が下がれば、体温維持に必要な熱エネルギーが多くなり
基礎代謝は上がってくるのですが、
夏の不摂生により作られた省エネ体質はなかなか元に戻りにくいのです。
 
 

食欲の秋に身を任せ、食事量が増えて摂取エネルギーは増えるのに、
消費エネルギーは増えず、身体はどんどん脂肪をため込み、
冬太りへの道にまっしぐらです。

  

秋や冬になってから後悔しないために、暑いからといって、
そうめんやアイスクリーム、冷たいジュースやビールの誘惑に負けず、
『 量より質 』 の食事に心掛けたいですね。
 

また、夕方の涼しい時間帯にウォーキングをしたり、
室内でストレッチをするなど、適度に身体を動かすことも忘れずに
残りの夏を過ごしていきましょう。

 
 

~普段のそうめんに一工夫  ~
 

のど越しもよく、麺も細いのでツルッとよく噛まずに
あっという間に食べ終わってしまうそうめん。 
そうめん一束約50g(178kcal)は、おにぎり一個分相当です。 
そうめんだけで食事を済まそうとすると、二束、三束、と食べてしまいます。
その時は満腹にはなりますが腹持ちもあまり良くなく、栄養も偏ってしまいます。
 

そこで、『 のっけ盛り具沢山そうめん 』 にアレンジすることをおすすめします。
 

そうめんの上に
 
・豚冷しゃぶや鶏のささ身
・旬の夏野菜胡瓜
・オクラやみょうが
・トマト
・海藻

などを乗せて麺つゆをかけて食べれば
噛み応えもありお腹の満足度も増し、ビタミン・ミネラルも補える
栄養価の高い食事になります。見た目にも鮮やかでキレイですよ。
 
 

                                       furin
                         栄養士 / 山中 裕美 (やまなか ひろみ)
                                      2011年8月号
                                   
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テーマ:ダイエット/健康/美容/ - ジャンル:ヘルス・ダイエット

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