夏でも冷え性 (2011年7月号)

東北太平洋沖大地震の原子力発電所停止による
電力供給不足により今年の夏は、これまで以上に暑い夏になりそうですね。
 
暑くなると、コンビニエンスストアのお弁当コーナーでは、冷やし中華やざる
うどんなどが増え、アイスクリーム売り場では、 シャーベットやかき氷などの
さっぱりとした氷菓コーナーの占める割合が増えますね。
 
また、食べ物以外にも服をクールビズにしたり、
涼しい場所についつい足を運びがちにもなりますね。
 
実は、このような当たり前の環境や習慣が、
私たちの体を冷えやすくしているのです。
 

体を冷やしすぎていると体温調節を司る自律神経のバランスを崩したり、
血流が悪くなることで
知らないうちに冷え性生活をしているかもしれません。
 

冷え性を放置していると・・・・

手足が冷たい、肩がよくこる、汗をあまりかかない、顔色が悪い、体がだるい、

イライラする、夏風邪をひきやすい、頭痛が起こる、睡眠不足、生理不順などの
症状が起こるかもしれません。
  

 
● 冷え性の方 ・ 冷え性でない方 ●
 

これから暑い夏をすごすために、
普段の生活や食材を少し工夫する事により快適にすごしましょう。
 

★ 普段の食事をちょっと意識するだけでいいんです ★
ポイント1: 熱の元になる栄養素を摂ることが必要です。 
※( )内・・・体内で熱に変わる%
体のベースとなる肉や魚などのたんぱく質(15~20%)、
油やバターなどの脂質(20~30%)、
穀類などの炭水化物(50~65%)
“三大栄養素”です。
熱は、三大栄養素が分解される時などに作られます。
 
ポイント2:熱に変える栄養素(酵素、ビタミン、ミネラル)を摂取することです。
栄養素が分解されるときに酵素が働きます。
ビタミン、ミネラルは分解役のお手伝いとして働きます。

熱の元になる栄養素熱に変える栄養バランスよく食べる事が必要なのです。
 

また、食材には体を温める性質(温性・熱性)のもの、
体を冷やす性質(寒性・涼性)のものがあります。
  
体を温める食材を「陽性(ようせい)」、冷やす食材を「陰性(いんせい)」、
どちらでもないものを「平性(へいせい)」と分けることが出来ます。

 
冬が
のもの、また寒い地方で獲れるものの多くは温熱性です。
温熱性のものを積極的に取りましょう。
 

自然属性

寒性・涼性

平性

温性・熱性

陰陽属性

陰性食材

中性食材

陽性食材

効能

体を冷やす

平温を保つ

体を温める

夏野菜(トマト ナス きゅうり)

合成甘味料*

スナック菓子*

フルーツ

主食となるもの

(ご飯 パン もち)

じゃがいも

とうもろこし

主菜となるもの

(肉 魚 卵)

しょうが ねぎ
にんにく

ごま ごぼう

さつまいも れんこん

*・・・科学的に合成された食材・精白されている
   食材などは特に体を冷やすので気を付けましょう。

でも決して体を冷やす陰性食材を食べていけないわけではありません。
食べ方に工夫することが大切です!!!

★ 夏野菜は、スパイシーな カレー  に ★

陰性食材である夏野菜を加熱する事で、
体を冷やさずスパイスたっぷりのカレーで食欲もまして一石二鳥!!
 

★ フルーツ  が食べたいときは、うなぎや牛肉のデザートに ★

陰性食材であるフルーツを単品で食べると冷えてしまうので、
スタミナ抜群のうなぎや牛肉と組み合わせてみては、いかがですか。
効率よく熱エネルギーに変換されて体を温めることができます。

   

★ 最後に忙しくてなかなか自分で作れない方には ・ ・ ・ ★

■外食のおススメなメニュー

★ 和食
・うなぎ

うなぎには、ビタミンや脂肪酸など血液をサラサラにし、
代謝をアップさせる栄養素がたっぷり含まれています。
疲労回復や美容効果も高い食品です。

・豚のしょうが焼き

豚としょうがは、冷え性改善にベストな組み合わせです。
野菜の付け合わせもバランスが取れ、しょうゆベースの
味付けが食欲増進します。

・ほうれん草の胡麻和え

ほうれん草は、生だと体を冷やしますが、茹でることで
冷やさない食材に変わります。すりつぶしたごまと和えると、
さらに冷え性に効果があります。

★中華

・回鍋肉(ホイコーロー)

豚肉とキャベツをみそと一緒に炒める回鍋肉。
他の炒め物との違いは、発酵食品の味噌が加わるところです。
胃腸も元気にしてくれます。

・酸辣湯(サンラータン)

黒こしょうと酢がたっぷり入ったスープのことですが、
具に豆腐やしいたけ、ねぎの食材が使われているため、
温め効果も高いです。

 

これからの季節、普段の食事を意識して
冷え症にならない様に予防してみては、いかがですか。
 

参考資料 : 『 夏冷え・冬冷えがつらいときの本 』
 

                                   CUT_047.gif                            

                        管理栄養士/大野  聖子 (おおの せいこ)
                             2011年7月号
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