コーヒーとカフェイン (2011年6月号)

私はつい先日までコーヒー  が飲めませんでした。
 

紅茶派を貫いてきましたが、
周りの人がおいしそうにコーヒーを飲んでいる姿を見ているうちに、
香りに慣れ、一度試しに飲むと ・ ・ ・
今まで飲めなかったのが嘘の様にすんなり飲めるようになりました。
 

それからというもの、全く飲まなかった私が
1日に2~3杯飲まずにはいられない状態になるのに、
飲み始めから1ヶ月もかかりませんでした。

  

そんな中、次の様な疑問がわいてきました。
 

コーヒーって1日にどのくらい飲んでもいいの?

紅茶とコーヒーはどちらがカフェインが多いの?

カフェインって何?どんな働きがあるの?

  

栄養士の私は気になって仕方ありません。

これらの疑問について調べた結果を
コラムとしてご報告したいと思います。

  

カフェインの主な働きは以下です。
 

●中枢神経興奮作用
 (眠気や倦怠感の緩和、思考力・注意力が更新される)
 

●脳細動脈の収縮作用
 (脳血管の膨張により引き起こされる片頭痛に効果がある)
 

●利尿作用
 (腎血管を拡張させる作用があるため、糸球体でのろ過が亢進する)
 

●胃酸分泌亢進作用
 (胃酸・唾液の分泌が亢進する)
  

摂取後は約30分で脳に到達し、上に挙げた生理作用をもたらします。
  

効果は個人差もありますが4~5時間持続するそうです。
昼間の20~30分程度の仮眠前にコーヒーを飲むと、
カフェインの作用で目覚めがすっきりします。

  

このような作用をするカフェインは過剰に摂取すると、震えや不整脈、
めまい、不眠などの健康被害(副作用)を起こすこともあります。
 

摂取量が200㎎/㎏以上となると副作用出現のリスクが高まるそうです。

(体重50㎏であれば、カフェイン10gが相当します)
 

標準的なレギュラーコーヒー1杯当たりに約90㎎含有されていますので、
計算上では、100杯飲んでも大丈夫ということになります。
 

kafwein  

紅茶とコーヒーをカップ1杯飲んだ時のカフェイン量を比較すると、
紅茶はコーヒーの
/3程度だそうです。
 

紅茶の葉自体は、コーヒー豆の2倍ほどのカフェインを含んでいるのですが、
抽出の際の使用量が紅茶はスプーン1杯(約2g)、
コーヒーはスプーン1杯(約10g)となるため、
使用量の多さからコーヒーの方がカフェインが多いということになるそうです。
 

紅茶と同じ葉から作られる緑茶や烏龍茶も紅茶と同等量のカフェインを含んでいます。
 

これらは、抽出の際に一緒に溶け出したカテキン類と結合して吸収されるので
カフェインの作用は少し弱くなります。
 
寝る前の紅茶をカフェインが入っているからという理由で控えている方は
そんなに気にする事はないという見解もあります。

  

コーヒーやお茶だけでなく、薬や栄養ドリンク、
一部の清涼飲料などにもカフェインは含まれ、とても身近な物質です。
 

仕事や家事の合間にホッとしたい時やリラックスしたい時など、
ティーブレイクは欠かせない時間だと思います

カフェインを効果的に利用し、生活に役立てていけるといいですね。
 
 

                                        cafe

                           管理栄養士/高田 康代 (たかだ やすよ)
                             2011年6月号
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