ちまきの由来 (2011年5月号)

5月といえば、端午の節句。
この時期になると、優雅に空を泳いでいるこいのぼりをよく見かけますよね。

  

端午の節句には、「ちまき」や「柏餅」を食べる習慣があります。

なぜ、葉を巻いたお餅を食べる習慣が生まれたのでしょうか?

  
 

「 ちまき 」 についてはこんな伝説があります。

  

およそ2300年前、 中国の戦国時代、
楚の国に 屈原 ( くつげん ) という詩人で優れた政治家がいました。
  
屈原は、正義感と国を思う強さから人々からたいへん慕われていました。
そんな屈原をたいへん信頼していた 懐王 ( かいおう ) の死後、
後をついだ 襄王 ( じょうおう ) の弟によって屈原は国から追放されてしまいます。
  

その後、失意の屈原が 汨羅 ( べきら ) という河に身を投げてしまった日が5月5日。
 

悲しんだ人々は屈原の命日になると、河に住む竜神にとられないよう、
竜が苦手とする葉 ( 笹や茅など ) に米を包んだお供え物を河に投げ入れました。

   

この伝説が、この日に 「 ちまき 」 を食べるようになった始まりで、
5月5日に 「 ちまき 」 を作って災いを除けるという風習となり、
日本に伝来したといわれています。

  

確かに、日本とは形が違いますが
中華料理でもおこわを笹の葉で巻いた 「 中華ちまき 」 がありますよね。

 
「 ちまき 」 という名前の由来は、昔、日本では笹の葉ではなく、
茅 ( ちがや ) の葉で包んでいたことから、「 茅 ( ちがや ) まき 」 と呼ばれ、
その後 「 ちまき 」 になったそうです。

 
ちなみに ・ ・ ・

「 柏餅 」 は、柏の木には新しい葉が生えるまで、
古い葉が落ちない性質があることから、
家の跡継ぎが耐えないようにという願いが込められているといわれています。

  
 
そんな 「 ちまき 」 ですが、
ご家庭でも電子レンジを使って簡単に作れます!!

 

< 材 料 > 10個分
 

・ 上新粉 ・ ・ ・ 130g
 

・ もち粉 ・ ・ ・ ・ 20g
 

・ 砂糖 ・ ・ ・ 150g
  

・  水  ・ ・ ・ 150cc

 
・ 笹の葉 ・ ・ ・ 10枚
   
 

≪1.耐熱ボウルに、上新粉、もち粉と砂糖をよく混ぜてから、
   ダマにならないように吸水させる。ラップをして電子 レンジに2分かけ、
   混ぜてまた2分かける。
  

≪2.ぬれふきんに移し、ふきんに包みながら、手のひらでおすようにして、
  なめらかになるまでねる。 ( 熱いので注意してください! )
  

≪3≫10個に分けて、しずく形にする。
  

≪4≫笹の葉の表側にのせ、笹の葉ではさみこみ、
 両端をたたみ、茎の部分を使ってしばる

  
 

毎年、いろいろな行事で当たり前のように食べているものでも、
どうしてこの時期に食べるのか、どういういわれがあるのか、
なぜこの形になったのかなどを考え、そして調べてみるのもおもしろいですね。

   
 

5月5日は 子供の日
ぜひお子さんと一緒に行事食を味わい、由来などを考えてみてください。

  

             

参考文献 『 イラスト版 行事食・歳時食 子供とマスターする特別な日の料理 』
 

                                koinobori

                      管理栄養士/小川 めぐみ (おがわ めぐみ)
                             2011年5月号
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