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子どもの未来を育む『子ども食堂』

皆様、新年明けましておめでとうございます。2019年最初のテーマは先日、知人が働く介護施設で毎月開催される『子ども食堂』にボランティアとして参加した時のお話です。
■『子ども食堂』とは?
その名の通り、子どもが一人でも入る事の出来る食堂です。
近年、両親が共働きや一人親家庭が増える中、育ち盛りの子どもたちが十分な食事環境を与えられていないことが問題となっています。一人で寂しく晩御飯を食べる、週に何回も
インスタント麺や菓子パンなどで食事を済ますなど、
子どもに必要な温かい食卓や栄養が与えられていない
家庭が増えてきています。そんな子ども達の食育のため、
大勢で楽しく食卓を囲み、無料・安価で温かい食事を
提供するのが子ども食堂です。
個食1

■問題視される6つの『コショク
『コショク』という単語を聞いたことはありますか?これは現代の家庭の食卓の問題点をわかりやすく表した単語です。

孤食 部屋に引きこもって食事をしたり、家族が不在のため、一人で食事をしなければな
    らなかったりする孤独な食事
個食 家族が一緒に食べていても、それぞれが個々の料理を食べる個別の食事
濃食 濃い味付けのものが多い食事
粉食 パンや麺類など、粉が材料のものが多い食事
小食 ダイエットのために食事量を制限すること
子食 子どもだけで食事をすること
個食2

心の栄養には、彩りや盛り付けなどの見た目、環境、嗜好が大切であるとともに、食事の時間を重視する、食事を楽しむといった心構えも必要です。『コショク』が心の栄養に影響を与える問題のリスクを考えることは、子どもに限らず私達大人も大切なことではないでしょうか。子ども食堂は特に『孤食』を回避するために重要な役割を担っています。

■運営は誰がしているのか?
 運営は、地域のボランティアやNPO法人、町内会など様々です。
今回私が参加させて頂いた施設は特別養護老人ホームやデイサービス、ケアハウスが複合となった施設で、調理師や栄養士などの資格を持つスタッフが栄養面やメニューを考え、また各施設の介護スタッフや地域のボランティアで運営しており、地域社会で子どもを見守る姿勢を感じ取ることができました。

■実際の様子
私が参加させて頂いた子ども食堂は毎月第3日曜に開催され、幼児~小学生を中心とした約10~20人の子ども達がご家族またはお友達と遊びに来ています。提供するメニューはオムライスやちらし寿司、ハヤシライスなど毎回異なり、小鉢やサラダ、果物などが付いて子どもは無料、高校性以上は1回300円となります。12月は大きなクリスマスケーキを子ども達の前でカットして提供したり、食後にクリスマスカードを作ったりと季節を意識した体験コーナーも設置され、子ども達が生き生きとした表情で過ごしている姿が印象的でした。代表者の方は「家庭環境に関わらず、より多くの子ども達に利用してもらいたい」「今後は小さなお子様だけでなく中学生など大きな子にも来てもらえるよう内容を工夫していきたい」と話していました。

■ボランティアを通して
~温かい食事は生きる力、未来に繋がる~
子ども食堂を利用した1人でも多くの子ども達が、この経験を通して食に関心を持ち、将来温かい家庭・地域を作るきっかけになれればと感じる貴重な体験でした。また栄養士や介護士などの職業に触れ、それが子ども達の夢の選択肢の一つになれれば嬉しく思います。
個食3


いつきクリニック石川橋 
管理栄養士 岡田菜摘

【参考】
あいち子ども食堂ネットワーク
食生活アドバイザー検定テキスト
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テーマ:健康 - ジャンル:ヘルス・ダイエット

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