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栄養指導でサンプリング
栄養指導でサンプリング
管理栄養士 加藤静香

あなたが入院した時、病院の食事に栄養ゼリーが入っていたことはありませんか。
また、学校給食で牛乳にカルシウム強化調味料を入れて飲んだ経験はありませんか。
こういった食品を「病院用食材」といい、全国の栄養士は患者さまの療養上、必要に応じてサンプリングすることがあります。

病院用食材の取り扱いは一般的でないため、「全病協(全国病院用食材卸売業協働組合)」がメーカーと協働し食品開発や研究、流通の一端を担っています。退院時や診察の際、希望する場合はぜひ栄養士からの栄養指導を受けてください。今回はその中から3つのタイプの病院用食材についてご紹介します。

「ビタミン・ミネラル配合タイプ」
胃を切除するなどして鉄やビタミン類の吸収が低下した方におすすめです。
ゼリー状や粉末タイプになっていることが多いです。
また、BCAAなどのアミノ酸を含み、リハビリ期で筋力をつけたい方にもおすすめです。

「蛋白質調整タイプ」
ゼリーや飲料として販売されており、治療の影響や加齢による食欲不振の方におすすめです。ビタミン・ミネラルも一緒に強化されているものが多いです、
少ない量で補給できるように、無味で、料理やお茶などに混ぜて使うものもあります。

「脂質強化タイプ」
腎不全などの、たんぱく制限がある場合におすすめです。たんぱく質を抑えた分エネルギー負荷として、中鎖脂肪酸という消化しやすい脂肪酸を含みます。糖尿病など、糖質を制限する必要のある方に使われることがあります。

こういったものはあくまで「食品」扱いであり、医師の処方は必要ありません。
病院用食材について、味や食べやすさを理解した上で利用したいですよね。
そういった場合は栄養士などの専門職からサンプリングを受け、
上手に利用してください。

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