秋の風物詩
先日、岐阜県出身の友人から、干し柿の中に栗きんとんが包まれている和菓子をいただき、
他県から引っ越してきた私は、初めての和菓子だったのでとても美味しく感動しました。
東海地方の美味しい食べ物を、また一つ知ることができ、嬉しく思います。

干し柿と栗きんとんと言えば秋の味覚ですね。
柿は果物としてそのままでも美味しく、サラダに入れて料理としても美味しく食べられます。
柿には甘柿と渋柿がり、甘柿は渋柿の突然変異種だと考えられており、日本特産の品種のようです。
渋柿の渋み成分は、タンニンというお茶や赤ワインなどにも含まれている成分によるものです。このタンニンは、生の渋柿では水溶性であるため、舌が渋みを感じますが、時間をかけて乾燥させるなどするとタンニンが不溶化し、渋みを感じにくくなるため、干し柿では、渋みがなく甘く感じるようになります。

干し柿は平均すると1個あたり30gぐらいの大きさですが、エネルギー量は約83kcalとバナナ中1本(100g)とほぼ同量のエネルギー量があります。
食物繊維も他の生果物に比べると多く含まれており、中でもペクチンという食物繊維が干し柿独特のねっとりした食感を形成しています。

干し柿に挟まれていた栗きんとんの原料である栗も、秋の代表的な食べ物です。
栗は、多くの栄養を含んでおり、たとえば、栗100gに含まれるビタミンCはみかん100gとほぼ同量です。一般的にビタミンCは熱に弱いのですが、栗に含まれるビタミンCはでんぷん質に包まれているため、熱による損失が少ないのが特徴です。

秋になれば山栗が実り、収穫した栗をゆでたり焼いたりして食べました。やがて砂糖が一般の家庭でも使えるようになり、茶巾で絞ったものが栗きんとんの始まりとされています。明治の中頃、和菓子屋によって「栗きんとん」として商品化されたと伝えられており、岐阜県中津川市は、栗きんとん発祥の地と言われています。
石碑中津川 
柿 写真




美味しくて、ついつい2個3個と手が伸びてしまいますが、食べ過ぎは生活習慣病を招く原因になりかねません。
甘いお菓子なのでほどほどにしましょう。

管理栄養士/ 櫻本 ルリ                           
2017年10月号
                                                          
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