健康になるための第一歩 ~栄養表示を見よう~


先日、一緒に買い物へ行った夫が食品のラベルを見て、「こっちの方がカロリー少ないから、こっちにする。」と言って食品を選んでいました。最近、健康に気を付けていることもあり、自然とラベルを見る習慣が付いていたようです。

 では、商品のラベルには何が書かれているのでしょうか?
そこには、商品の名称、原材料名、賞味期限などが細かく書かれています。その中でも、最も注目して頂きたいのが、“栄養成分表示”です。

★栄養成分表示★
あああ消費者が栄養成分表示を見ることを習慣化することで、適切な食品選択や栄養成分の過不足の確認等に役立ち、バランスのとれた食生活を支援するために定められた。
表示は食品表示法により義務付けられており、
①熱量 ②たんぱく質量 ③脂質量 ④炭水化物量 ⑤ナトリウム量  を記載しなければならない。
 補足1)炭水化物量は、「糖質」、「食物繊維」と分けて表示することも可
 補足2)食塩相当量は、「ナトリウム量」で表示することも可
     → 塩分換算式(ナトリウム量から食塩相当量を計算する方法)
食塩相当量(g) = ナトリウム(mg) × 2.54 ÷ 1000

栄養成分表示を見て食品を選択することで、自身に必要な栄養を自分で選択して補うこと、反対に余分となる栄養を摂取しないようにすることが出来るため、疾病に対する食事療法にも役立てることが出来ます。

 また、食品に記載されている栄養表示は、上記の栄養成分表示だけではありません。皆さんも一度は目にした、耳にしたことがある「低カロリー」や「食物繊維含有」、「糖質●%オフ」などといった表示にも、細かい基準があります。これらは“栄養強調表示”と呼びます。

★栄養強調表示★
 栄養の過不足が健康の維持増進と密接に関わる栄養成分について、適切な摂取量が含有されている旨の表示をする際の基準が定められている。
 強調表示には、「絶対表示(高い、含む、低い、含まない)」と「相対表示(強化された、低減された)」があり、栄養成分ごろに定められた基準値以上または未満であることで、表示することが出来る。

 栄養強調表示は区別がつきにくいものです。例えば、「ゼロカロリー」と「カロリーオフ」はどちらも“カロリーが無い”ように捉えられがちですが、本来は意味が異なります。

 ◎ゼロカロリー:100gあたり5kcal未満(飲料の場合100mlあたり5kcal未満)
 ◎カロリーオフ:100gあたり40kcal以下(飲料の場合100mlあたり20kcal以下)

 「ゼロ」と書かれていると、「全く含まれていない」「1kcal未満」と誤解している方が多いですが、わずかながら含まれていることを覚えておきましょう。
【 強調表示基準の一部 】     ※食品100gあたり、( )内は飲料100mlあたり
「含まない旨」
の表示は基準に満たない事 「低い旨」
の表示は基準値以下である事
表示方法 無・ゼロ・ノン・フリーなど 低・控えめ・ライト・ダイエットなど

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 私達が摂取する食品はとても数多くあります。その中からより自分に合った物、必要な物を選択していくには、これらの栄養表示を利用することが重要です。栄養表示に興味を持ち、正しい見方を知っておきましょう。
まずは、食品のラベルを見る習慣を付けて、健康への第一歩を踏み出してみましょう。



(参考資料)
○食品表示法に基づく栄養成分表示のためのガイドライン(消費者庁)
○栄養成分表示及び栄養強調表示とは(消費者庁)
○栄養成分表示を活用しよう(消費者庁)
○おしえてラベルくん~健康増進法に基づく食品表示ガイド~(消費者庁)






                       管理栄養士/ 齋藤 茜
                           2017年8月号
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