夏場の食中毒にご注意を!
7月に入り、まだまだ梅雨空が続く今日この頃。
例年この時期は高温多湿で過ごしにくく、苦手な方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。そんな梅雨時期から夏場にかけてとくに注意したいのが「食中毒」。私自身も学生時代に1度食中毒にかかり、高熱と吐き気に襲われた苦い思い出があります。
食中毒には様々な種類があり、原因となる細菌やウイルスによっても症状は異なります。体力のない小さな子供やお年寄りは重症化しやすく、命を落とす危険性もあります。そんな恐ろしい食中毒ですが、正しい知識と予防法を身に付けておけば、安心して楽しい夏を過ごせることでしょう。

■食中毒の種類
食中毒を引き起こす主な原因は「細菌」と「ウイルス」です。
温度・湿度などの条件が揃うと食べ物の中で増殖し、その食べ物を食べる事で食中毒が発生します。主な食中毒菌は下記の通りです。


サルモネラ菌
牛や豚、鶏、猫や犬などの腸内にいる細菌です。食肉や卵などが原因食品となるほか、ペットから食品に菌が付着する場合もあります。熱に弱いので、中心部までしっかりと加熱することが予防のポイントです。


腸管出血性大腸菌(O157)
牛や豚などの家畜の腸内にいる病原性大腸菌の一つで、O157やO111が有名です。毒性の強いベロ毒素により、強い食中毒症状を引き起こします。食肉の生食や、加熱不十分な食品で発症することが多いです。


カンピロバクター
牛や豚、鶏、猫や犬などの腸内にいる細菌です。とくに鶏肉で発症する例が多く、食肉の生食や、加熱不十分な食品で発症することが多いです。


黄色ブドウ球菌
自然界に多く分布し、人の皮膚やのどにもいます。調理する人の手指に傷があったり、傷口が化膿していたりする場合は、調理を控えるか手袋を使用しましょう。おにぎりやサンドウィッチなどを作るときは要注意です。


ウェルシュ菌
人や動物の腸管、土壌に広く生息する細菌です。酸素のないところを好むため、カレーやシチューなど煮込み料理が原因食品となることが多いです。調理後、鍋のままゆっくり冷ますと菌の増殖に繋がるので、小分けにして速やかに冷却しましょう。食べる時は、よくかき混ぜながら100℃で再加熱しましょう。


ノロウイルス
ノロウイルスは手指や食品を介して、口から体内に入ることにより感染し、腸内で増殖します。汚染された二枚貝などを生食、または加熱不十分で食べると感染するほか、感染者との接触・糞便・嘔吐物を介して二次感染するケースもあります。


■食中毒の予防
いろいろな食中毒菌・ウイルスがいることがわかりましたね。
ここからは具体的にご家庭でできる食中毒予防の6つのポイントをご紹介致します。

食中毒を招く細菌やウイルスはとても小さく無味無臭のため、安易に「見た目」や「におい」だけで判断するのはとても危険な行為です。正しい知識を持ち、細菌を「つけない」「増やさない」、加熱等で「やっつける」を心がけ、食中毒を防ぎましょう。

食品の購入

家庭での保存

家庭での保存

家庭での保存

家庭での保存

家庭での保存

参考 厚生労働省HP
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu


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                       管理栄養士/ 岡田菜摘
                           2017年7月号
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