「腸内環境」を整えよう
最近よく風邪をひく、お肌の調子が悪い、花粉症がひどくなった、便秘がなかなか改善しない・・・などという症状はありませんか?

もしかしたら、これらは「腸内環境」の悪化が原因かもしれません。

「腸内環境」とは主に大腸内部の環境のことを言います。
腸内環境が良いと、風邪や病気にかかりにくくなったり、アレルギー症状が軽くなったり、肌の調子が良くなったりします。

腸内環境コピー

逆に、腸内環境が良くないと、免疫力が低下したり、ニキビや吹き出物が出やすくなったり、便秘を引き起こしてしまいます。また、大腸がんにもなりやすくなると言われています。
このように、大腸内部の働きが私たちの健康に左右されると言われるほど、腸内環境は日々の健康に重要な役割を担っています。


大腸の主な働きは栄養分を消化吸収し、全身に運ぶ働きや、不要な排泄物や毒素を便として体外に排出する他に、ビタミンB2やビタミンB6、ビタミンB12 、葉酸などのビタミンB群や、ビタミンKなどを合成する働きがあります。これらのビタミンは、たんぱく質や脂肪を筋肉内で燃焼させたり、炭水化物などを代謝させたり、丈夫な骨を作る働きがあります。また、免疫機能を正常に保つ働きや、皮膚を健康に保つなどの働きがあります。
もちろん、これらのビタミン類は食物からも摂取できるのですが、食物からだけで補おうと思うと不足しがちになってしまいます。腸内で合成されるビタミンは、これらの不足しがちなビタミンを十分に補うことが出来ると言われています。

また、運動不足や、寝不足などの生活習慣、日々のストレスも、腸内環境の悪化に密接に関係しています。タバコを吸う人や、お酒の量が多い人も腸内環境が悪くなりがちです。

それでは、腸内環境を整えるためにはどうしたらいいのでしょうか?

腸内環境を整えるためには、まず腸内細菌である善玉菌を増やすことが必要です。善玉菌とは主に乳酸菌や、ビフィズス菌などのことを言い、これらの善玉菌は腸内のビタミン合成にも大切な役割を担っています。
善玉菌が含まれる身近な食材として、腸内細菌マン
ヨーグルトやチーズ、キムチ、納豆などの発酵食品が挙げられます。
また、味噌や醤油、塩麹などの調味料にも多く含まれています。これらの食品を日々の献立に取り入れていくと、乳酸菌などを腸内に取り入れやすくなります。

しかし、手軽に取り入れることが出来るからと「毎日ヨーグルトを食べて腸内環境を整えよう!」と、ただヨーグルトばかりを食べ続けているだけでは効果は出にくくなってしまいます。なぜなら、同じ種類の乳酸菌ばかりを摂っていると、かえって腸内細菌のバランスが悪くなってしまう場合があるからです。いろいろな種類の食材から乳酸菌を摂取することが大切です。
また、日々の生活の見直しも大切です。せっかく乳酸菌を積極的に摂っていても、生活習慣などの見直しもしないと、効果が薄れてしまいます。

私自身も、毎年花粉症がひどく、薬を飲んでも効き目が薄く、鼻水などに悩まされていましたが、なるべく毎日ヨーグルトを食べるようにし、納豆やみそ汁など発酵食品を使ったものをできるだけ食べるようにしたところ、いつもの年よりは症状が軽くなったように思います。また、花粉症の時期に特にひどかった肌荒れが、今年は落ち着いていたように思います。


最近ちょっと体の調子が悪いな・・・と感じたら、一度自分の生活習慣を見直し、発酵食品を積極的に日々の食生活に取り入れて、腸内環境を整えていきましょう。


ヨーグルト

                       管理栄養士/山本志帆子
                           2017年5月号
                                                          ■ バックナンバーへ ■
 
スポンサーサイト
| バックナンバー | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
<<梅雨の楽しみ | ホーム | 減塩ラーメンを自宅で作ってみよう!>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
→http://eiyoushinoheya.blog60.fc2.com/tb.php/126-f0c009f6
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |