免疫力アップ(2015年12月号)
2015年もあと1カ月を切りました。

これから年末の慌ただしさに加え、クリスマス・忘年会・新年会と楽しいイベント事も多くなってきますね。
『なんだか疲れる。睡眠不足だ。風邪気味だ。』等の体の不調が現れやすくなる時期でもあります。
これは免疫力が下がっているからかも知れません。

『免疫』とは、外敵から自分の体を自分自身で守る働きの事を指します。
例えば、異物(細菌やウイルス)が体内に入るのを防いだり、万一体内に入った場合は異物を攻撃できる態勢を整えたりします。
私たちの体は多くの細胞が集まって作られていて、免疫力も『免疫細胞』という専門の細胞の働きにより成り立っています。

『免疫細胞』の主体は白血球。
血液に乗って、この白血球が体を巡ることで体内を巡回し異物から守っています。
免疫細胞は体内の様々なところで外敵と闘っているので、1つでも働きが弱まると免疫力全体にダメージが及びます。
日々元気に過ごす為には、免疫がきちんと機能していることが大事なポイントなのです。

では、どのように過ごしたら免疫力を高められるでしょう。


☆温かいものを食べて、体温アップ免疫力アップ

体の冷えなどによって体温が下がると血管が収縮して血行が悪くなります。すると体内に異物を発見しても、それを素早く攻撃する免疫細胞が集まりにくくなり細菌やウイルスを撃退することができず病気を発症してしまいます。
免疫力は体温が1℃下がると30%低下し、逆に1℃上がると一時的に最大5~6倍アップすると言われており、体温を上げることの重要性がよくわかりますよね。
体温が一番低いのは起床時です。朝食をしっかり食べて体温を上げ免疫力の高い1日を過ごせるようにしましょう。
温かい飲み物(白湯やお茶)や、具沢山の汁物なら栄養や水分補給の効果もありますよ。



☆ビタミンA・C・E(エース)で免疫力アップ

呼吸や食事で取り入れる酵素をエネルギーに変えるに、その過程で活性酸素を発生させます。活性酸素は、外から入り込んだ異物(細菌やウイルスなど)を分解する働きがある一方、正常な細胞も傷つけて病気の原因を引き起こします。このような活性酸素を抑え、ウイルスなどから体を守ってくれるのが抗酸化力の強いビタミンA・C・E(エース)です。

ビタミン分類

ビタミンA・C・Eは単独でも効果を発揮しますが、組み合わせることで相互に作用し効果を高め合うのが特徴です。
タンパク質との相性もいいので、鍋ものなどで一緒に旬の野菜をたっぷり摂るのもいいですね。

さて、皆さん日々笑顔で過ごせていますか?
『笑い』は免疫力アップに繋がるということが、様々な研究によってわかってきているようですよ。
笑いは副交感神経を刺激すると考えられています。副交感神経が刺激されると、リラックスし、血流がよくなって体温が上がってきます。体温が上がると代謝がよくなり、健康を維持するための、よい体内環境を作ることができます。


季節のイベントを楽しむのは良いことです。
でも、体調を崩してしまっては元も子もありません。
免疫力を高め、元気に今年を締めくくって下さいね、そして、来年も健康に過ごせるようにしましょう。
『笑う門には福来たり』
2016年、笑顔で過ごせる一年にもしたいですね。

○文献:免疫力をアップする
    毎日ごはん

老夫婦

       
 
                       栄養士/山中 裕美 (やまなか ひろみ)
                           2015年12月号
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