体と食材で感じる春の訪れ (2008年4月号)

    春は体のリズムを整えて、一年をスタートさせるための準備期間です。

 
    『春眠暁を覚えず』
   

  ※春の夜は誠に眠り心地が良いので、
    朝が来たことも気付かずについ寝過ごしてしまう。
 
   という言葉を耳にしたことがありますか?
 
   これは、『春は眠くて仕方がない』
   という意味ではなく、
 
   『なかなか起きられない』 という意味です。
 
   春は、温度・湿度ともに睡眠には快適のうえ、
   
寒暖の変化でバランスを崩しやすく、
   疲労もたまりやすいため、
   朝の目覚めを悪くしているようです。
 
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 《眠さ・だるさの原因の一つはビタミンビタミン類の不足》

 
 寒い季節が終わると体内の活動が盛んになるので、エネルギー源となる糖質の代謝に
 
ビタミンB1 などのビタミン類がたくさん取り入れられなければいけません。
 
 
ビタミン類がたくさん含まれている食品を心掛けて食べて下さい。
  

 《体を動かし、気分をリフレッシュ》
 
 天気の良い日には、外に出て ストレッチ体操 (縮こまっている筋肉や腱を伸ばす)や、
 ウォーキング、ジョギング など自分のペースで始めましょう。
 
 暖かな日差しを浴び、色彩々の花などを見ながらゆっくりのお散歩から始めてみるのも
 いいですね。
 
 《春は芽吹きの時》
 
 芽もの野菜は香りの強いものが多く、体の洗浄に役立つ成分を含んでいます。
 
 春野菜の苦味成分 『ポリフェノール』 『アルカロイド』 が新陳代謝を促進して、
 体内の余分な熱や水分を排出してくれます。
 
 体内に余分なものが溜まっていると免疫力が低下し、
 風邪や花粉症にもなりやすいのです。
 
 アクの多い山菜(ワラビ、ゼンマイ、ふきのとう等)は、
 アク抜きをしてから調理を行いましょう。
 
 ※重曹などのアルカリ性物質を加えて加熱すると、
   繊維が柔らかくなるとともに様々なアク成分が溶け出します。
 
 《春野菜について少しご紹介します》
 

キャベツ

   栄養素

・ビタミンC、U(キャべジン)が豊富
・胃腸の調子を整えます。
・肝臓の解毒作用を助けます。
・免疫力を高め、風邪予防。

   ポイント・ビタミンの効能を考え生食がおすすめ。
菜の花   栄養素・カロチン、ビタミンC、B2、カリウム、鉄、
 それぞれの栄養素のバランスが良い。
・免疫力を高め、風邪予防。
・美肌、ストレスの緩和。
   ポイント・茹で過ぎたり、水にさらし過ぎるとビタミンC
 が流れ出します。
アスパ
ラガス
   栄養素・ビタミンB1、2、E、P(ルチン)が豊富。
・疲労回復。動脈硬化や高血圧症の予防。
   ポイント・ビタミンの効能を考え、焼いたり、炒めたり、
 揚げたりがおすすめ。
竹の子   栄養素・食物繊維、カリウムが豊富。
・便秘解消、大腸癌、高血圧症予防。
   ポイント・新鮮なものは生でも食べられますが、時間
 が経つとえぐみがでるのでアク抜きが必要。
・皮付きのまま、米糠(米のとぎ汁)を入れた
 お湯で茹でると、旨みを残し、えぐみが取れ
 ます。
 
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 季節の変わり目は、人間の体や精神に、
 その季節に対応するための様々な変化を起こします。
 
 春の暖かな日差しを浴び、旬の食事に取り入れて、
 快適な運動で体力も養って元気に過ごしたいですね。
 
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 参考文献:食の医学館
                 

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                                栄養士/山中 裕美 (やまなか ひろみ)
                                  2008年4月号 
                                    ■ バックナンバーへ ■                       
 
 
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テーマ:健康、美容、ダイエット - ジャンル:ヘルス・ダイエット

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