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NEW!! 
2019年9月号・・・ 日本の典型的な朝ごはんはバランスが良い!?( 浅野 沙歩 )  







2019年8月号・・・ ★☆食物アレルギーについて☆★( 織田 愛子 )  


2019年7月号・・・ 熱中症予防のための水分補給( 松村 知哉 )  


2019年6月号・・・ 薬と食品の関係( 岡田 菜摘 )  


2019年5月号・・・ 日本の食肉文化( 小川 めぐみ )  


2019年4月号・・・ 薄・中・強力粉でパン作り( 浅野 沙歩 )  


2019年3月号・・・ ☆★健康食品について★☆( 織田 愛子 )  


2019年2月号・・・ 筋力の話( 松村 知哉 )  


2019年1月号・・・ 子どもの未来を育む『子ども食堂』( 岡田 菜摘 )  


2018年12月号・・・ 食品ロスについて考える( 小川 めぐみ )  


2018年11月号・・・ 栄養指導でサンプリング( 加藤 静香 )  


2018年10月号・・・ 好き嫌いについて( 織田 愛子 )  


2018年9月号・・・ 誤嚥性肺炎( 松村 知哉 )  


2018年8月号・・・ 「エイト」と「ヨン」で栄養の日( 岡田 菜摘 )  


2018年7月号・・・ 口の動きからみた食事( 小川 めぐみ )  


2018年6月号・・・ 在宅訪問管理栄養士について( 加藤 静香 )  


2018年5月号・・・ コラーゲンを食べて『美肌になる』は本当か( 織田 愛子 )  


2018年4月号・・・ 睡眠、とれていますか( 松村 知哉 )  


2018年 3月号・・・ お口の健康管理、できてますか( 岡田 菜摘 )  


2018年 2月号・・・ ただいま温活中( 小川 めぐみ )  


2018年 1月号・・・ 慢性閉塞性肺疾患と揚げ物( 加藤 静香 )  


2017年 12月号・・・ お酒とのつきあい方( 織田 愛子 )  


2017年 10月号・・・ 秋の風物詩( 櫻本 ルリ )  


2017年 9月号・・・ 健康になるための第一歩( 齋藤 茜 )  


2017年 8月号・・・ 健康に長生きしよう( 松村 知哉 )  


2017年 7月号・・・ 夏場の食中毒にご注意を!( 岡田 菜摘 ) 
 


2017年 6月号・・・ 梅雨の楽しみ( 小川 めぐみ ) 
 


2017年 5月号・・・ 「腸内環境」を整えよう( 山本 志帆子 ) 
 


2017年 4月号・・・ 減塩ラーメンを自宅で作ってみよう!( 加藤 静香 ) 
 


2017年 3月号・・・ 食事のマナー( 織田 愛子 ) 
 


2017年 2月号・・・ ご存じですか?健康日本21(第2次)( 小川 真奈美 ) 
 


2017年 1月号・・・ 甘酒の魅力( 櫻本 ルリ ) 
 


2016年 12月号・・・ 寒い時期には大活躍!~生姜のチカラ~( 齊藤 茜 ) 
 


2016年 11月号・・・ 紅茶で幸せな時間を( 船渡 さゆり ) 
 


2016年 10月号・・・ 食欲の秋( 山中 裕美 ) 
 


2016年 9月号・・・ 木の実の季節 ~もっと知ろうナッツの栄養成分~( 神谷 優子 ) 
 


2016年 8月号・・・ 食事で支える( 小川 めぐみ ) 
 


2016年 7月号・・・ 夏の水分補給に注意!( 山本 志帆子 ) 
 


2016年 6月号・・・ 薬を飲んでいる方に必要なビタミンについて( 加藤 静香 ) 
 


2016年 5月号・・・ 常備食材の定番!~じゃがいもについて~( 織田 愛子 ) 
 


2016年 4月号・・・ 知ってますか?緑茶パワー( 加茂 友季子 ) 
 


2016年 3月号・・・ お腹の中の同居人( 櫻本 ルリ ) 
 


2016年 2月号・・・ 運動と食事の関係( 齊藤  茜 ) 
 


2016年 1月号・・・ 手作りだしのすすめ( 船戸  さゆり ) 
 

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2015年 12月号・・・ 免疫力アップ( 山中  裕美 )  


2015年 11月号・・・ かぼちゃに含まれる栄養( 神谷  優子 )  


2015年 10月号・・・ 我肥ゆる!?新米の秋( 小川 めぐみ )    


2015年 9月号・・・ 「味噌」のいろいろなお話( 山本 志帆子 )    


2015年 8月号・・・ 減塩の具体的なすすめかた( 加藤 静香 )    


2015年 7月号・・・ 七夕の行事食を知っていますか? ( 土田 咲 )    


2015年 6月号・・・ 機能性表示食品って??  ( 山内 茜 )    


2015年 5月号・・・朴葉寿司 ( 船渡  さゆり )


2015年 4月号・・・ま・ご・わ・や・さ・し・い ( 山中  裕美 )


2015年 3月号・・・ 手作りドレッシングを作ってみませんか?( 大野  聖子 )


2015年 2月号・・・ 冬の味方、柚子&レモン  ( 小川 めぐみ ) 


2015年 1月号・・・ 使い回しバツグン!白菜1玉まるごと使いきり術 ( 加藤  静香 )  
 
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2014年12月号・・・ 肩こりは食生活から? ( 山本 志帆子 )
 
 
2014年11月号・・・ 和の健康食 納豆の秘密 ( 土田 咲 )  
 
 
2014年10月号・・・ ”旬の食材” ってどうして良いの? ( 山内 茜 ) 
 


2014年 9月号・・・ 食べる力が動くとき ( 山口 恵里佳 ) 


2014年 8月号・・・ 熱中症に注意
  ( 山中  裕美 )


2014年 7月号・・・ 冷凍ストックで楽しく美味しく!( 大野  聖子 )



2014年 6月号・・・ 弁当をつくろう!!  ( 小川 めぐみ ) 

 
2014年 5月号・・・ 体からの『お「便」り』 ( 山本 志帆子 )    
    

2014年 4月号・・・ ビタミンC発見の話 ( 加藤  静香 )    
     
  

2014年 3月号・・・ 春こそ乾燥注意!  ( 土田 咲 )  
  
 
    
2014年 2月号・・・ あま~い季節にチョコレート  ( 山内 茜 )    
   

 
2014年 1月号・・・ 食品表示を見よう ( 山口 恵里佳 )  
 
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2013年12月号・・・ 
年越しそば  ( 山中  裕美 )
 
 
2013年11月号・・・ 睡眠と栄養 ( 大野 聖子 ) 
 
 
2013年10月号・・・ あなたの骨は大丈夫? ( 山内 茜 )  
 
  
2013年 9月号・・・ 旬食材をフル活用  ( 小川 めぐみ ) 
 
  
2013年 8月号・・・ 夏バテ解消法 ( 山本 志帆子 )    
  
   
2013年 7月号・・・ 乳酸菌で「腸美人」「腸美男」 ( 加藤  静香 )   
    
  
2013年 6月号・・・ 豆乳と牛乳  ( 高田 康代 )   
 
     
2013年 5月号・・・ 心も栄養からつくられる ( 山口 恵里佳 )  
   
 
2013年 4月号・・・ 桜の季節  ( 山中  裕美 )



2013年 3月号・・・ サプリメントとはいったい!? ( 大野  聖子 )
 

  
2013年 2月号・・・ 今から備える!花粉症対策
  ( 高田 康代 )   
 

   
2013年 1月号・・・ お屠蘇(おとそ)について
  ( 小川 めぐみ )  
 
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2012年12月号・・・ お酒の適量について  ( 山本 志帆子 )    

 
2012年11月号・・・ 血管を若く保つEPAの話  ( 加藤  静香 )    
     
 
2012年10月号・・・ 祖父から与えてもらったもの ( 山内 茜 ) 
 
    
2012年 9月号・・・ あなたの歯は健康ですか? ( 山口 恵里佳 )  
 
  
2012年 8月号・・・ 夏の風物詩スイカ  ( 山中  裕美 )
 
 
2012年 7月号・・・ 食と向き合う ( 大野  聖子 ) 
    
 
2012年 6月号・・・  これで万全!梅雨時期に多い食中毒予防  ( 高田 康代 )  
 
 
2012年 5月号・・・ Let's Go 潮干狩り ( 小川 めぐみ ) 
   
 
2012年 4月号・・・ 食べて美味しいザ・塩麹   ( 山本 志帆子 )      
     
 
2012年 3月号・・・ 牛乳に含まれるカルシウムについて  ( 加藤  静香 )
 
 
2012年 2月号・・・ 豆知識  ( 山中  裕美 )  
    
 
2012年 1月号・・・ 組み合わせ食品  ( 大野  聖子 )  
 
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2011年12月号・・・ 弁当で簡単 ! カロリーコントロール  ( 高田 康代 )   
   
 
2011年11月号・・・ 1食の大切さ ( 小川 めぐみ )
       
 
2011年10月号・・・ スポーツの秋の水分補給 ( 山本 志帆子 )  
  
 
2011年 9月号・・・ 被災生活を食で支える ( 加藤  静香 )


2011年 8月号・・・ 夏太り  ( 山中  裕美 )
 
    
2011年 7月号・・・ 夏でも冷え性  ( 大野  聖子 )
 
 
2011年 6月号・・・ コーヒーとカフェイン  ( 高田 康代 )  
   
   
2011年 5月号・・・ ちまきの由来  ( 小川  めぐみ )  
  
  
2011年 4月号・・・ 間食について考えよう ( 山本 志帆子 ) 
  
  
2011年 3月号・・・ 300gを食べ切るコツ  ( 加藤 静香 )
  
  
2011年 2月号・・・ 甘い香りに誘われて ( 山中 裕美 ) 
   
  
2011年 1月号・・・ とっても簡単米粉の作り方 ( 高田 康代 )  
 
   
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2010年12月号・・・ お雑煮のいろいろ ( 小川  めぐみ ) 
 
 
2010年11月号・・・ 無糖と砂糖不使用甘いのはどっち? ( 山本 志帆子 ) 
 
  
2010年10月号・・・ 社食で健康!  ( 加藤 静香 )
  
  
2010年 9月号・・・ 備えあれば、憂いなし  ( 山中 裕美 ) 
   
  
2010年 8月号・・・ シミ、シワの原因は紫外線! ( 高田 康代 )  

 
2010年 7月号・・・ 食べるラー油で夏を乗り切ろう ! !   ( 小川  めぐみ )  
 
 
 
2010年 6月号・・・ 日本のだしパワー ( 山本 志帆子 ) 
 
 
2010年 5月号・・・ たんぱく尿と尿たんぱく量  ( 加藤 静香 )
 
 

2010年 4月号・・・ 腸元気!生活  ( 山中 裕美 )
 
 
 
2010年 3月号・・・ やっぱお米でしょ ( 高田 康代 )  
  
  
2010年 2月号・・・ 中食 ( なかしょく ) の上手な選び方 ( 山本 志帆子 ) 
 
 
2010年 1月号・・・
みかんパワー   ( 小川  めぐみ )   
 
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2009年12月号・・・ どちらがおすすめ?たい焼きと菓子パン  ( 加藤 静香 )
 
  
2009年11月号・・・ 風邪 まずは予防!  ( 山中 裕美 ) 
   
    
2009年10月号・・・ 世界一の美女になるダイエット ( 高田 康代 )  
  
 
2009年 9月号 ・・・ 摂食・嚥下の勉強会に参加して ( 小川  めぐみ ) 
 

2009年 8月号 ・・・ ウォーキングについて ( 山本 志帆子 ) 
 
  
  
2009年 7月号 ・・・ 透析とビタミン ( 加藤 静香 )
 
 
2009年 6月号 ・・・ 良く噛む  ( 山中 裕美 )  
  
 

2009年 5月号 ・・・ ストレスに負けない!! ( 小川  めぐみ ) 
  
 
2009年 4月号 ・・・ 米粉について  ( 山本 志帆子 ) 
 
 
2009年 3月号 ・・・ 生命保険に加入して思うこと  ( 加藤 静香 ) 

 
2009年 2月号 ・・・ 食事記録について  ( 山中 裕美 )

 
2009年  1月号 ・・・ 心も体もあったまる鍋料理 ( 山口 宏美 )
 
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2008年12月号 ・・・ 野菜栽培で気付いたこと ( 小川  めぐみ )


2008年11月号 ・・・ 体の定期預金と普通預金 ( 山本 志帆子 )


2008年10月号 ・・・
植物ステロールについて考える ( 加藤 静香 )


2008年  9月号 ・・・ 見える油と見えない油 ( 山中 裕美 )


2008年  8月号 ・・・ 減塩について考えよう! ( 山口 宏美 )


2008年  7月号 ・・・ 脱水に注意! ( 小川 めぐみ )


2008年  6月号 ・・・ 果物の良さを見直しましょう ( 加藤 静香 )


2008年  5月号 ・・・ お茶の持つ力 ( 山本 志帆子 )


2008年  4月号 ・・・ 体と食材で感じる春の訪れ ( 山中 裕美 )


2008年  3月号 ・・・ 食事での風邪予防について ( 山口 宏美 )


2008年  2月号 ・・・ 健康な食べ方・味付けについて ( 小川 めぐみ )


2008年  1月号 ・・・ デトックスについて ( 山本 志帆子 )    
  

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日本の典型的な朝ごはんはバランスが良い!?
みなさんは日本の典型的な朝ごはんというとどういうものを想像しますか。
ご飯、みそ汁、焼き魚、卵焼き、野菜(サラダ、煮物等)などでしょうか。
では、このような献立はバランスが良いと言えるのでしょうか。
栄養素の面からみていきたいと思います。

ヒトにとって必要な主な栄養素は5つあります。それは、炭水化物・たんぱく質・脂質・ビタミン・ミネラルです。
では、上にあげた朝ごはんの献立それぞれの中にどのような栄養素が含まれているのか考えてみましょう。


〇ご飯
ご飯の主成分は炭水化物で、約80%含まれています。そのため、その他の栄養素(たんぱく質・脂質・ビタミン・ミネラル)は少ししか含まれていません。たんぱく質を構成するアミノ酸のなかで特にリジンというアミノ酸が少なく、ビタミン・ミネラルは糠や胚芽に多いのですが、玄米から精白米にすることで減少してしまいます。

〇みそ汁・焼き魚・卵焼き
みそ汁の味噌、焼き魚、卵焼きはたんぱく質・脂質を多く含んでいます。
焼き魚(魚介類)にはご飯に不足しているリジンを多く含み、不飽和脂肪酸も豊富です。特に青魚には不飽和脂肪酸の一種であるIPAやDHAが豊富に含まれています。

〇野菜
野菜はたんぱく質・脂質は少なく、かぼちゃなどのでんぷん質の多い野菜を除いては炭水化物も少ないです。しかし、ビタミンC、葉酸、カロテンの他カルシウム、カリウム、鉄分、ビタミンB1,B2を含んでいて、ビタミン・ミネラルの供給源になります。


つまり、ご飯に足りない栄養素を主菜・副菜で補っていることになるのです。言い換えると、様々な食材がお互いの足りない部分を補い合っていることになります。偏った食事をしていると、重要な栄養素の一部が不足してしまうことになります。日本の典型的な朝ごはんというのは、栄養素の面からいうと、ある程度バランスがとれている献立ということになります。食事をするときは日本の典型的な朝ごはんを思い浮かべながら、十分に栄養が摂れているのか、何か不足しているのかを考えてみましょう。そして、足りない場合には次の食事でそれを補うように工夫しましょう。



                無題




                                                             樹クリニック    
                                                             管理栄養士 浅野沙歩




参考文献
新食品成分表2018 編者/新食品成分表編集委員会 発行/東京法令出版株式会社 2018年3月25日発行 

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★☆食物アレルギーについて☆★
皆様の中には、ご自身が食物アレルギーの方、もしくは家族や友人に食物アレルギーの方がいる、など普段の食生活で食物アレルギーを気にしている方も多いのではないでしょうか。 
私自身は食物アレルギーではありませんが、エビ・カニ、たまご、ゼラチン、カシューナッツなど様々な食物アレルギーがある人が周りにいます。
そんな身近な『食物アレルギー』について今回は見ていきましょう。

食物アレルギーとは?
食物アレルギーとは、特定の食品に含まれるアレルギー物質に免疫機能が過剰に反応してしまうことで、身体に様々な症状を引き起こすことです。

 『免疫』とは本来身体にとって害となる物を排除する働きです。通常は身体の栄養源となる食べ物が消化・吸収されても免疫は反応しません。しかし、免疫機能や消化吸収機能に問題があると、吸収された食べ物を害がある物とみなして排除しようとし、アレルギー反応が起こるとされています。

食物アレルギーの原因
 食物アレルギーの主な原因は、食物に含まれているたんぱく質です。アレルギーの原因となるたんぱく質は、本来いくつかの消化工程を踏んで小さな分子まで分解されます。しかし、何らかの原因によって一部消化できていないまま吸収され、血管を通り全身に運ばれていき、さまざまなアレルギー症状を引き起こします。

食物アレルギーの症状
 食物アレルギーというと食べて起こる反応を思い浮かべますが、口から摂るだけでなく、吸入や皮膚接触などからアレルギー物質が入る場合もあり、いずれもアレルギー症状が出た場合は『食物アレルギー』とされます。また、原因食物の摂取により、様々な症状があらわれます。

8月コラム38月コラム4


 ※アレルギー症状が一つの臓器に留まらず、複数の臓器に強い症状が現れること

アレルギー物質の表示
 アレルギーを気にしている方はもちろんですが、アレルギーの無い方でも買い物の際などにアレルギー物質の表示を見たことがあるかと思います。

箱やポリ袋、缶、瓶、ペットボトルなどの容器包装や容器に詰められた加工食品には、アレルギー物質が一定量以上常に原材料に含まれている場合、食品表示法に則った表示をすることが定められています。
 ただし、必ず表示しなくてはならないと法で定められているアレルギー物質は7品目のみです。

《特定原材料7品目》表示義務あり
8月コラム1





 その他、さばや大豆、オレンジなどの20品目については、表示義務はありませんが表示を推奨されています。
 《特定原材料に準ずるもの20品目》表示が推奨されている
8月コラム2


 ただし、小売店で作られた惣菜弁当やパン、菓子類など、包装されていない食品には、アレルギー物質を表示する義務はありません。また、外食店の飲食物に関してもアレルギー物質の表示義務はありません。食物アレルギーに対応した食品やメニューを出しているお店もありますが、あくまでもお店の自主的な対応であるため、注意が必要です。
 食物アレルギーがあり、小売店や外食を利用する際は、あらかじめお店の方に食物アレルギーがあることを伝え、具体的なアレルギーの対応を確認する、症状が出た場合の薬が処方されている場合は携帯する、などの安全対策をしておきましょう。

 アレルギー反応は、蕁麻疹のように比較的軽い症状のものから、生命に危険が及ぶ症状まで様々です。ですが、上手に対応すれば必ずしも怖いものではありません。原因を正しく診断し、対応する為にも、アレルギーの疑いがある場合は自己判断せずきちんと医療機関を受診しましょう。


                                                           いつきクリニック一宮
                                                           管理栄養士 織田愛子



参考HP
●株式会社 明治 「明治の食育」       https://www.meiji.co.jp/meiji-shokuiku/
●日立化成ダイアグノスティックス・システムズ株式会社 「アレルギーを正しく知ろう!!」   
                           https://www.hitachi-chem-ds.co.jp/allergy/index.html


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熱中症予防のための水分補給
 この時期になると毎年水分補給をしましょう。脱水に気をつけましょう。水だけではなくミネラルも一緒にとりましょうとテレビや雑誌で取り上げてられることが多くなります。そこで、熱中症予防のための水分補給について少しまとめてみたいと思います。

 熱中症がどのようにして起こるかというと、
 【気温が30℃以上の場合や日差しが強い環境などにいる→体温が上がる→汗を出して体温調節をする→からだの水分が少なくなる→汗が出なくなる→体温調節ができなくなる→熱中症】
 この様に、体温が調節できなくなって、熱中症が起こります。

 熱中症を予防するために水分補給をするタイミングとしては、体温が上がる前や汗が出始める前です。理由としては、下記の2つがあります。
  ・水分は胃の中に一度とどまってから吸収されるので、飲んでから吸収されるまで時間がかかります。
  ・汗をかき続けると汗に含まれるナトリウムの量が多くなります。

 『水分と一緒に塩をとりましょう』と聞くことが多いと思いますが、それは汗の主な成分として水分とナトリウムが多く、水分と同時にナトリウムを含む塩分をとる必要があるからです。
 水分とナトリウムにもう一つ加えると、水分とナトリウムが身体に吸収されやすくなります。それは、砂糖(できればぶどう糖)です。砂糖を加えていないものと比較して砂糖を加えたものは、格段に早く吸収されます。

 市販されている経口補水液や飲料水など食品には、このような栄養成分表示がついています。

7月コラム①



  次が、経口補水液などに表示されているナトリウムと炭水化物(砂糖や食物繊維など)の栄養成分表示の範囲です。

7月コラム②




 普段、水分補給する時は、お茶や清涼飲料水、ミネラルウォーターだと思います。
 お茶では、食塩相当量が少ないので、お茶で水分を補給して塩分は飴玉や食事などでしっかり補給するなど、栄養成分表示も参考にしてみてください。


 熱中症ガイドライン2015では
 熱中症の予防として、高齢者を含む学童から成人が500~1000ml/日、幼児が300~600ml/日、乳児が体重1㎏当り30~50ml/日が目安とされています。普段水分をあまりとらない方は参考にしてみてください。

 普段ですと、市販されている経口補水液やスポーツ飲料などで事足りますが、キャンプなどで熱中症が疑われ、すぐに市販されているものを用意できない時のために経口補水液の作り方を紹介したいと思います。
  【材料】      水     1L
            砂糖    20~40g
            塩      3g
  【作り方】    材料を全て混ぜて出来上がり。
※砂糖と塩を入れただけなので、レモン汁など果汁を入れると飲みやすくなります。

 毎年、熱中症で倒れられる方のニュースが多くありますので、今年の夏も十分気をつけてください。

                                                           いつきの里 石川橋
                                                           管理栄養士 松村知哉


参考文献
谷口英喜(2015) 経口補水療法 Oral rehydration therapy:日生気誌52(4):151-164
日本救急医学会(2015) 熱中症診療ガイドライン2015.日本救急医学会熱中症に関する委員会https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10800000-Iseikyoku/heatstroke2015.pdf

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薬と食品の関係
「グレープフルーツとこの薬は一緒に飲んでも平気かな?」
「コーヒーやジュースで薬を飲んだって平気でしょ?」

時折、こんな会話を耳にすることがあります。皆さんはどう感じましたか?
昔から薬と食品の関係について、一度はどこかで耳にしたことがあるかと思います。しかし、実のところどんな組み合わせが問題なのか知らない方も多いのではないでしょうか。
近年ではメディアが発達し、健康に関する様々な情報が行き交うようになりました。この、いわゆる健康ブームにより様々な健康食品やサプリメントが普及する中、果たして私達は正しい知識のもと服薬できているのでしょうか。改めて「薬と食品の関係」について考えてみましょう。

■「薬も過ぎれば毒となる」
こんなことわざがあります。これは、適量なら薬として作用するが、とり過ぎは体に有害な影響をもたらすという意味です。
一般的な飲み薬の場合、胃腸で消化吸収された後、肝臓で【 代謝 = 薬が安全に効果を発揮するために、分解してくれる働き 】を受け、血液にのって患部(病気のある部位)へ届き、最後には尿や便、汗などと一緒に体外に排泄されます。このように、安全に薬の効果を得るには【 肝臓が代謝してくれること 】が肝となります。…肝臓だけに。

しかし、飲み薬と一緒に消化/吸収/代謝される食品との【のみ合わせ】によっては思わぬ影響を受ける事があります。
                                                 6月コラム ①

■のみ合わせによって受ける影響
①薬の効き目が強くなりすぎる
最もよく知られているのが【グレープフルーツ + 血圧降下薬(一部Ca拮抗剤)】です。
グレープフルーツの果肉に含まれるフラノクマリンは、肝臓で薬を分解する酵素の力を弱め、薬の効き目が増幅してしまうため、この場合は血圧が下がりすぎてしまうことがあります。「薬との相性の悪い食品は、時間を空けてとれば良い」というのが基本ですが、グレープフルーツではその影響が数日続くこともあるので注意が必要です。
6月コラム ②

②薬の効き目が弱くなる
最もよく知られているのが【納豆 + ワルファリン】です。
抗血栓薬であるワルファリンは、血管内で血液のかたまりができないように働きます。一方、納豆に多く含まれるビタミンKは血液を固める時に必要な成分です。これらを一緒にとってしまうと、お互いの作用を邪魔してしまうことがあります。グレープフルーツ同様、その影響が数日間続く事もあるので少量でも注意が必要です。
6月コラム ③

■その他避けたいのみ合わせ
6月コラム ④

※セントジョーンズワート…ハーブの一種で鬱症状や睡眠障害、食欲不振など精神的症状に効果があるとされています。

この他にも避けたいのみ合わせは存在します。
従って、医師は処方内容によって皆さんに様々な質問を投げかけることがあります。のみ合わせによって思わぬ影響を受けない為にも、受診の際はできるだけ問診内容にしっかりと答えるようにしましょう。また食品だけではなく、薬と薬ののみ合わせも存在しますから、お薬手帳を持参することも大切な予防策となります。

冒頭に挙げたように、最近では様々な健康食品やサプリメントが普及しています。これらは食品とは異なり、薬と相互作用を起こす成分がより多く含まれていることがあります。また似たような商品でも含まれている成分は異なるため、わからない時は自己判断せず、医師、薬剤師または管理栄養士にお尋ねください。


                                                           いつきクリニック石川橋
                                                           管理栄養士 岡田菜摘


<参考>
中外製薬 「正しく使う からだとくすりのはなし」 
https://www.chugai-pharm.co.jp/ptn/medicine/use/index.html (参照2019.5)
大日本住友製薬 「くすりのいろは すこやかコンパス」 
https://www.ds-pharma.co.jp/sukoyaka/iroha/index.html (参照2019.5)

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日本の食肉文化
「日本人が肉を食べるようになったのは最近のこと」というイメージはありませんか?

偶然みた健康情報誌のこの一文に目が留まりました。

たしかに日本は野菜や魚が中心の食文化でした。私自身、日本の食事は魚が中心で、食の欧米化に伴い、肉の摂取量が増えてきたのはごく最近のことだと思っていましたが、実は昔から肉もよく食べられていたようです。
今回は日本の「肉」文化についてご紹介します。

 遺跡からは、縄文時代に狩りで仕留めた獣や魚を焼いて食べていた跡が見つかっています。また最近の研究で、弥生~奈良時代には豚を食用家畜として飼っていたこともわかりました。
 それ以降は仏教が広まって「殺生してはならない」という思想から、人々から肉を食べる機会が奪われていましたが、薬になるという口実で、イノシシやシカを「ぼたん」や「もみじ」と呼んで食べていたようです。また、武士たちも流行りの鷹狩りで野兎を獲って食べていました。
 食肉が本格的に広まったのは幕末で、黒船来航がきっかけです。外国人向けの牛肉店や西洋料理店が、日本人向けにかわって増えてきたのです。特に牛鍋は人気で、明治時代にはたくさんの牛鍋店が開かれました。そしてそれは牛丼へと進化し、大衆食堂の定番メニューへとなっていきます。
 戦後にはさらに食の欧米化が進み、食肉消費量は増加します。養豚、養鶏がさかんになり、牛肉の輸入も始まって、肉は日常的に食べられるようになっていったのです。

日本人の平均寿命が大幅に伸びた理由には食肉文化が根付いたという背景もあります。
肉を食べると筋肉や骨が強くなり、体力がつきます。肉は良質なたんぱく質源として今や欠かせない食材です。大豆も豊富なたんぱく質を持つことで有名ですが、肉のような動物性たんぱく質のほうがアミノ酸の種類が多く、バランスも良いのです。
 数年前に食の欧米化によって生活習慣病が増加したと言われていました。
しかしそれは誤解があります。たしかに食肉の摂取は増えましたが、それよりも糖質や脂質の摂りすぎも原因の一つなのです。

 高齢化が進む今。いろいろな情報が瞬時に飛び交う時代となりました。高齢者に向けた食事の開発も進んでいます。そんな中でも健康で過ごせる時間が少しでも伸びるよう、脂質とカロリーを考えて、適量の肉を食べるように心がけましょう。
 そして新たな時代へ…。
これからも変化し続ける食文化を、いつまでも楽しめるといいですね。


                                                             いつきの里
                                                             管理栄養士 小川めぐみ


参考文献:株式会社こまど社 こまどNo.59

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薄・中・強力粉でパン作り
今回は私が学生の頃に行なった実験のお話をしたいと思います。
テーマは「小麦粉」です。
小麦粉はたんぱく質の含有量の多い順に強力粉、中力粉、薄力粉などに分類されています。
では、それぞれの粉を使ってパンを作ったらどうなるのでしょうか。
きちんと膨らむのでしょうか、味は変わるのでしょうか。
では、実験内容からお話していきます。


〇実験内容
*材料*
A:薄力粉250g+ぬるま湯140g+☆の材料
B:中力粉250g+ぬるま湯150g+☆の材料
C:強力粉250g+ぬるま湯160g+☆の材料

☆の材料…ドライイースト6g、砂糖20g、塩4g、バター10g


*作り方*
1. ボウルに小麦粉、ドライイースト、砂糖、塩をいれ、まんべんなく混ぜる。
中央にくぼみをつくりぬるま湯を注ぎ入れ、生地がひと固まりになってボウルから離れるまでこねる。
2. 調理台に出してよくこね、バターを加えてさらにこねる。
3. つやと弾力があり、なめらかになったら生地を丸めてボウルに入れる。
ラップでおおい、35℃で約35分発酵させる。
4. 生地をボウルから出し、軽くおさえてガス抜きをする。
5. 生地をスケッパーで10等分して丸める。
6. 生地を軽く押しつぶし、もう一度丸め直してオーブン皿に並べる。
7. 36℃で25~30分、約2倍になるまで発酵する。
8. オーブン(160℃)で12分焼く。


〇結果
出来上がりがこちらの写真です。
パン図①

左から強力粉、中力粉、薄力粉で作ったパンです。

見た目や食べた感想を下記の表にまとめました。
表①

〇パン作りには「でんぷん」と「たんぱく質」の働きが大切
パンの主原料は小麦粉です。
小麦粉の成分はでんぷん約70%、たんぱく質約6.5~13%、水分約15%、そのほか脂質やミネラルです。このうち、パン作りに大きな影響を与えるのが「でんぷん」と「たんぱく質」です。
パンを作る場合、小麦粉にイースト、油脂、砂糖、食塩などの材料と水を加えてこねると、たんぱく質から「グルテン」という物質ができます。グルテンはよくこねると薄い膜になり、小麦粉中のでんぷん粒や生地に取り込まれた気泡を包み込みながら網目で細い繊維状になります。
そして、生地中のイーストが働いて発酵が進むと、炭酸ガスとアルコールを発生します。炭酸ガスはたくさんの小さな気泡になって生地組織中に入り込み、全体を押し広げ、生地が膨らみます。アルコールは生地を伸びやすくし、風味や香りづけに役立ちます。
でんぷんは焼成時に力を発揮します。温度が約60℃以上になると生地中の水分を吸収し始め、温度がさらに高くなるとのりのように強く粘るようになります。
生地中の水分がある程度蒸発すると生地が固くなり、パンに仕上がります。

〇グルテンの出来具合がパンの仕上がりに影響
グルテンは小麦粉と水分を混ぜて、こねるなどの刺激を与えることで、たんぱく質内のグリアジンとグルテニンが結び付き、グルテンになります。
繊維が網目状に絡まったような構造のグルテンは粘りと弾力があり、グルテンの出来がパンの仕上がりに大きく影響します。
また、生地中のグルテンが強いほど、焼き上がりにしっかりとしたボリュームが出ます。
図①

普段何気なく“パンを作るには強力粉“と思っていましたが、このような小麦粉の働きがあるから、一番たんぱく質を多く含む強力粉で作ったパンが一番弾力があって味も小麦の風味を強く感じたのだと思いました。
そして、グルテンフリーのパンはどのように作られているのだろう、家で簡単に出来るのだろうか、と新たな疑問も出てきたので機会があれば作ってみようと思います。



樹クリニック
管理栄養士 浅野沙歩

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☆★健康食品について★☆
 春を少しずつ感じられるようになるこれからの季節、4月の新生活に向けて心身共に健やかでありたいものです。健康の基本は休養・運動・栄養の3つです。そして、栄養はバランスの良い食事を摂ることが大切となります。

 バランスの良い食事を摂るためには、主食・主菜・副菜をそろえ、様々な食品から栄養素を摂取する必要があります。その食品のなかで、一般の食品よりも健康に効果があるとされている食品を《健康食品》といいます。


 《健康食品》には法律上の定義がありません。健康の保持増進の効果が期待される食品として販売・利用されるもの全般を指して《健康食品》と呼ばれます。そのうち、国の制度としては、国が定めた安全性や有効性に関する基準等を満たした保健機能食品制度があります。
3月コラム
上の図を見て分かる通り、保健機能食品を含めた《健康食品》とは薬ではありません。利用するとしても、あくまで補助的な利用となります。今回特に注意して頂きたいのが、国が定めた安全性や有効性に関する基準を満たした保健機能食品に該当しない、図の一番左にあるいわゆる[健康食品]です。

 広告などで健康効果をうたった様々な食品が紹介されています。しかし、それは本当に信用できるもので、必要な物なのでしょうか。
《健康食品》の購入は、以下の5つのポイントを良く理解してからにしましょう。

1.《健康食品》で病気は治せません。
   医薬品のような錠剤、カプセル状の形態をしていても、《健康食品》には病気の治療効果はありません。
2.宣伝・広告は販売するための情報です。
   テレビや雑誌、インターネットなどの広告には、製品販売において都合の悪い内容は含まれていません。 
3.体験談は信頼できる情報ではありません。
   体験談はごく一部の意見です。場合によっては、ねつ造されている可能性もあります。
4.有効成分が入っていても、効果があるのかは不明です。
   粗悪な原材料を使ったり、製品になる段階で様々な影響をうけたりするため、『一般的な成分の情報』と『製品の情報』は同じではありません。 
5.高価な製品が優れているわけではありません。
   『高い製品の方が効果がある』という消費者の心理を利用して、高価な値段を付けている製品もあります。

また、これらのポイントだけでなく、購入する前に公的機関が出している情報を参考にし、医師・薬剤師・管理栄養士に相談するようにしましょう。

身体の為にも、食品はよく検討して買いたいものです。今後、自分自身の健康を考えられた際、広告に惑わされず、正しい情報、正しい知識を持って食品を選ぶための参考にしてみてください。

参考HP
・厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/index.html
・国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所 『健康食品』の安全性・有効性
  https://hfnet.nibiohn.go.jp/

                                                               いつきクリニック一宮
                                                               管理栄養士 織田愛子

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筋力の話
先日、久しぶりに筋力トレーニングをしました。しかし、思いのほか筋力が落ちていて思うようにトレーニングが出来ず終いでした。
この事があり、日に日に筋力の衰えを感じております。健康でいるためには筋力を維持することも大事だと思いますので、今回は筋力について改めて考えようと思います。


【筋力低下について】
筋力の低下は姿勢の保持と歩行に関係する筋肉に起こりやすいです。
最大筋力の20%~30%の負荷をかければ筋力維持が出来ます。30%を超える負荷で筋力は増大しますが、20%未満の負荷では筋力の維持ができません。
ベッドなどで1日動かずにいると1%~3%の割合で低下していきます。1週間だと10%~15%の割合で低下します。

例えば、有休などを使い1週間休みをとり、新作のゲームと食料を買い込んで家にこもってずっとゲームをしていれば筋力が10%以上も落ちてしまいます。


筋力の低下を予防するために、年代に関わらずどなたでもできる、椅子に座って行う筋力トレーニングを紹介したいと思います。

【ハーフスクワット】太ももや腹部などの筋肉を鍛えるトレーニングです。
①椅子に腰かける。
②足を肩幅にひろげる。
③3秒ほどかけて立ち上がる。
④3秒ほどかけて座る。
筋トレ1


【シーテッド・カーフレイズ】ふくらはぎの筋肉を鍛えるトレーニングです。
①椅子に深く腰かける。
②足を肩幅にひろげる。
③つま先を地面につけたまま、かかとをあげられるところまで上げて、ゆっくり  下ろす。
④余裕のある人は膝の上に重りをのせてかかとをあげる。
筋トレ2

 

この2つは筋力を鍛えると共にバランス感覚も鍛えることが出来ます。

 

 
 筋力について少しお話ししましたが、筋力トレーニングと同時にやる大事なことがあります。

【呼吸を整えること】
 ウォーキングやジョギングなど持久力を向上させる運動をすれば、横隔膜など呼吸に関わる筋肉が活発に動き、その結果として呼吸を整えやすくなります。
 トレーニングでなくても、普段から浅い呼吸になると、気分が落ち着かなくなったりするので、呼吸を整えてしっかりと呼吸することが大事です。


【しっかり食事をとること】
筋力を維持するには、タンパク質、ビタミンD、ナトリウム、カルシウムなどが大切になってきます。

・タンパク質は筋肉の維持と増加に関係します。
 タンパク質は6時間かけて消化・吸収されます。筋力トレーニングの後にプロテインなどを摂るのもいいですが、朝昼晩の3食をしっかり摂る事が大事です。目安のタンパク質量としては1食20gを摂れればベストです。鶏もも肉1枚(250g~300g)で2食分くらいのタンパク質の量があります。
 
・ビタミンDは筋肉量の維持に関係します。
 ビタミンDが豊富な食材はキノコや魚介類、卵です。食材以外でも日光浴をすると体内でビタミンDが合成されます。目安のビタミンD量としては1日10μg~20μg摂れればいいです。しいたけ2個でおよそ0.8μg、イワシ1匹で15μgと毎日食事のみから摂取することは難しい量なので、食事と併せて外に出て日の光を浴びることをお勧めします。
 
・ナトリウムとカルシウムは筋力を使うときの筋肉の収縮に欠かせないミネラルです。
 ナトリウムを含む食塩は他に胃酸の分泌に関わってくるので、食欲の維持と食べ物の消化にも関係します。カルシウムは骨の形成にも関わります。
目安のカルシウム量は1日80mg、ナトリウム量は1日350mg(食塩換算で約9g)摂れればいいです。
 牛乳1杯で220mg、小松菜1/4束で162mgのカルシウムが摂れます。
 カップラーメン1杯(汁込み)で食塩が5.5gもあるので、気をつけてください。意外と食塩が多く入っている食材がパンです。最近は栄養表示されている物がほとんどですので、みなさん確認してみてください。
 食塩について気をつけて頂きたい事があります。食塩を気にして必要以上に摂らなくなることです。食塩は身体に必要な栄養なので、自分に適した量をしっかりとる事も大事です。


どの食材にどれくらいの量が入っているか、少しまとめてみましたのでよろしければ、参考にしてみてください。

【約20gのタンパク質を含む食材の量】
鶏もも肉(1/2枚)
牛肉(120g)
豚ロース(1枚)※ソテー用
鮭(1切れ)
全卵(2個)
牛乳(700ml)
ヨーグルト(1.5パック)※ファミリーサイズ

【ビタミンD量】
干ししいため(2個)    0.8μg
イワシの丸干し(1尾)  15.0μg
さんま(1尾)        14.9μg
カレイ(1尾)        13.0μg
鮭(1切れ)         25.6μg

【カルシウム量】
牛乳(1L)         1100mg
小松菜(1/4束)     162mg
イワシ丸干し(1尾)   132mg
木綿豆腐(半丁)     129mg

【塩分量】
カップラーメン(1個)     5.5g
食パン(1枚)※6枚切り   0.8g
ちくわ(1本)          0.2g
鮭(1切れ)           0.3g


 今回は筋力について考えてみましたが、やはり筋力は何もしていないと落ちてしまいます。運動習慣のない人も、これから少なくても週1回の運動など定期的な運動をしてみてはいかがですか?


いつきの里 石川橋
管理栄養士 松村知哉


参考資料・論文
古市照人:臓器リハビリテーションの最前線, 運動機能のリハビリテーション
食と医療Vol.5 講談社BOOK
東京都福祉保健局ホームページ
公益財団法人 骨粗鬆症財団ホームページ

テーマ:筋肉 - ジャンル:ヘルス・ダイエット

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子どもの未来を育む『子ども食堂』

皆様、新年明けましておめでとうございます。2019年最初のテーマは先日、知人が働く介護施設で毎月開催される『子ども食堂』にボランティアとして参加した時のお話です。
■『子ども食堂』とは?
その名の通り、子どもが一人でも入る事の出来る食堂です。
近年、両親が共働きや一人親家庭が増える中、育ち盛りの子どもたちが十分な食事環境を与えられていないことが問題となっています。一人で寂しく晩御飯を食べる、週に何回も
インスタント麺や菓子パンなどで食事を済ますなど、
子どもに必要な温かい食卓や栄養が与えられていない
家庭が増えてきています。そんな子ども達の食育のため、
大勢で楽しく食卓を囲み、無料・安価で温かい食事を
提供するのが子ども食堂です。
個食1

■問題視される6つの『コショク
『コショク』という単語を聞いたことはありますか?これは現代の家庭の食卓の問題点をわかりやすく表した単語です。

孤食 部屋に引きこもって食事をしたり、家族が不在のため、一人で食事をしなければな
    らなかったりする孤独な食事
個食 家族が一緒に食べていても、それぞれが個々の料理を食べる個別の食事
濃食 濃い味付けのものが多い食事
粉食 パンや麺類など、粉が材料のものが多い食事
小食 ダイエットのために食事量を制限すること
子食 子どもだけで食事をすること
個食2

心の栄養には、彩りや盛り付けなどの見た目、環境、嗜好が大切であるとともに、食事の時間を重視する、食事を楽しむといった心構えも必要です。『コショク』が心の栄養に影響を与える問題のリスクを考えることは、子どもに限らず私達大人も大切なことではないでしょうか。子ども食堂は特に『孤食』を回避するために重要な役割を担っています。

■運営は誰がしているのか?
 運営は、地域のボランティアやNPO法人、町内会など様々です。
今回私が参加させて頂いた施設は特別養護老人ホームやデイサービス、ケアハウスが複合となった施設で、調理師や栄養士などの資格を持つスタッフが栄養面やメニューを考え、また各施設の介護スタッフや地域のボランティアで運営しており、地域社会で子どもを見守る姿勢を感じ取ることができました。

■実際の様子
私が参加させて頂いた子ども食堂は毎月第3日曜に開催され、幼児~小学生を中心とした約10~20人の子ども達がご家族またはお友達と遊びに来ています。提供するメニューはオムライスやちらし寿司、ハヤシライスなど毎回異なり、小鉢やサラダ、果物などが付いて子どもは無料、高校性以上は1回300円となります。12月は大きなクリスマスケーキを子ども達の前でカットして提供したり、食後にクリスマスカードを作ったりと季節を意識した体験コーナーも設置され、子ども達が生き生きとした表情で過ごしている姿が印象的でした。代表者の方は「家庭環境に関わらず、より多くの子ども達に利用してもらいたい」「今後は小さなお子様だけでなく中学生など大きな子にも来てもらえるよう内容を工夫していきたい」と話していました。

■ボランティアを通して
~温かい食事は生きる力、未来に繋がる~
子ども食堂を利用した1人でも多くの子ども達が、この経験を通して食に関心を持ち、将来温かい家庭・地域を作るきっかけになれればと感じる貴重な体験でした。また栄養士や介護士などの職業に触れ、それが子ども達の夢の選択肢の一つになれれば嬉しく思います。
個食3


いつきクリニック石川橋 
管理栄養士 岡田菜摘

【参考】
あいち子ども食堂ネットワーク
食生活アドバイザー検定テキスト

テーマ:健康 - ジャンル:ヘルス・ダイエット

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