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NEW!! 
2019年4月号・・・ 薄・中・強力粉でパン作り( 浅野 沙歩 )  




2019年3月号・・・ ☆★健康食品について★☆( 織田 愛子 )  


2019年2月号・・・ 筋力の話( 松村 知哉 )  


2019年1月号・・・ 子どもの未来を育む『子ども食堂』( 岡田 菜摘 )  


2018年12月号・・・ 食品ロスについて考える( 小川 めぐみ )  


2018年11月号・・・ 栄養指導でサンプリング( 加藤 静香 )  


2018年10月号・・・ 好き嫌いについて( 織田 愛子 )  


2018年9月号・・・ 誤嚥性肺炎( 松村 知哉 )  


2018年8月号・・・ 「エイト」と「ヨン」で栄養の日( 岡田 菜摘 )  


2018年7月号・・・ 口の動きからみた食事( 小川 めぐみ )  


2018年6月号・・・ 在宅訪問管理栄養士について( 加藤 静香 )  


2018年5月号・・・ コラーゲンを食べて『美肌になる』は本当か( 織田 愛子 )  


2018年4月号・・・ 睡眠、とれていますか( 松村 知哉 )  


2018年 3月号・・・ お口の健康管理、できてますか( 岡田 菜摘 )  


2018年 2月号・・・ ただいま温活中( 小川 めぐみ )  


2018年 1月号・・・ 慢性閉塞性肺疾患と揚げ物( 加藤 静香 )  


2017年 12月号・・・ お酒とのつきあい方( 織田 愛子 )  


2017年 10月号・・・ 秋の風物詩( 櫻本 ルリ )  


2017年 9月号・・・ 健康になるための第一歩( 齋藤 茜 )  


2017年 8月号・・・ 健康に長生きしよう( 松村 知哉 )  


2017年 7月号・・・ 夏場の食中毒にご注意を!( 岡田 菜摘 ) 
 


2017年 6月号・・・ 梅雨の楽しみ( 小川 めぐみ ) 
 


2017年 5月号・・・ 「腸内環境」を整えよう( 山本 志帆子 ) 
 


2017年 4月号・・・ 減塩ラーメンを自宅で作ってみよう!( 加藤 静香 ) 
 


2017年 3月号・・・ 食事のマナー( 織田 愛子 ) 
 


2017年 2月号・・・ ご存じですか?健康日本21(第2次)( 小川 真奈美 ) 
 


2017年 1月号・・・ 甘酒の魅力( 櫻本 ルリ ) 
 


2016年 12月号・・・ 寒い時期には大活躍!~生姜のチカラ~( 齊藤 茜 ) 
 


2016年 11月号・・・ 紅茶で幸せな時間を( 船渡 さゆり ) 
 


2016年 10月号・・・ 食欲の秋( 山中 裕美 ) 
 


2016年 9月号・・・ 木の実の季節 ~もっと知ろうナッツの栄養成分~( 神谷 優子 ) 
 


2016年 8月号・・・ 食事で支える( 小川 めぐみ ) 
 


2016年 7月号・・・ 夏の水分補給に注意!( 山本 志帆子 ) 
 


2016年 6月号・・・ 薬を飲んでいる方に必要なビタミンについて( 加藤 静香 ) 
 


2016年 5月号・・・ 常備食材の定番!~じゃがいもについて~( 織田 愛子 ) 
 


2016年 4月号・・・ 知ってますか?緑茶パワー( 加茂 友季子 ) 
 


2016年 3月号・・・ お腹の中の同居人( 櫻本 ルリ ) 
 


2016年 2月号・・・ 運動と食事の関係( 齊藤  茜 ) 
 


2016年 1月号・・・ 手作りだしのすすめ( 船戸  さゆり ) 
 

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2015年 12月号・・・ 免疫力アップ( 山中  裕美 )  


2015年 11月号・・・ かぼちゃに含まれる栄養( 神谷  優子 )  


2015年 10月号・・・ 我肥ゆる!?新米の秋( 小川 めぐみ )    


2015年 9月号・・・ 「味噌」のいろいろなお話( 山本 志帆子 )    


2015年 8月号・・・ 減塩の具体的なすすめかた( 加藤 静香 )    


2015年 7月号・・・ 七夕の行事食を知っていますか? ( 土田 咲 )    


2015年 6月号・・・ 機能性表示食品って??  ( 山内 茜 )    


2015年 5月号・・・朴葉寿司 ( 船渡  さゆり )


2015年 4月号・・・ま・ご・わ・や・さ・し・い ( 山中  裕美 )


2015年 3月号・・・ 手作りドレッシングを作ってみませんか?( 大野  聖子 )


2015年 2月号・・・ 冬の味方、柚子&レモン  ( 小川 めぐみ ) 


2015年 1月号・・・ 使い回しバツグン!白菜1玉まるごと使いきり術 ( 加藤  静香 )  
 
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2014年12月号・・・ 肩こりは食生活から? ( 山本 志帆子 )
 
 
2014年11月号・・・ 和の健康食 納豆の秘密 ( 土田 咲 )  
 
 
2014年10月号・・・ ”旬の食材” ってどうして良いの? ( 山内 茜 ) 
 


2014年 9月号・・・ 食べる力が動くとき ( 山口 恵里佳 ) 


2014年 8月号・・・ 熱中症に注意
  ( 山中  裕美 )


2014年 7月号・・・ 冷凍ストックで楽しく美味しく!( 大野  聖子 )



2014年 6月号・・・ 弁当をつくろう!!  ( 小川 めぐみ ) 

 
2014年 5月号・・・ 体からの『お「便」り』 ( 山本 志帆子 )    
    

2014年 4月号・・・ ビタミンC発見の話 ( 加藤  静香 )    
     
  

2014年 3月号・・・ 春こそ乾燥注意!  ( 土田 咲 )  
  
 
    
2014年 2月号・・・ あま~い季節にチョコレート  ( 山内 茜 )    
   

 
2014年 1月号・・・ 食品表示を見よう ( 山口 恵里佳 )  
 
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2013年12月号・・・ 
年越しそば  ( 山中  裕美 )
 
 
2013年11月号・・・ 睡眠と栄養 ( 大野 聖子 ) 
 
 
2013年10月号・・・ あなたの骨は大丈夫? ( 山内 茜 )  
 
  
2013年 9月号・・・ 旬食材をフル活用  ( 小川 めぐみ ) 
 
  
2013年 8月号・・・ 夏バテ解消法 ( 山本 志帆子 )    
  
   
2013年 7月号・・・ 乳酸菌で「腸美人」「腸美男」 ( 加藤  静香 )   
    
  
2013年 6月号・・・ 豆乳と牛乳  ( 高田 康代 )   
 
     
2013年 5月号・・・ 心も栄養からつくられる ( 山口 恵里佳 )  
   
 
2013年 4月号・・・ 桜の季節  ( 山中  裕美 )



2013年 3月号・・・ サプリメントとはいったい!? ( 大野  聖子 )
 

  
2013年 2月号・・・ 今から備える!花粉症対策
  ( 高田 康代 )   
 

   
2013年 1月号・・・ お屠蘇(おとそ)について
  ( 小川 めぐみ )  
 
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2012年12月号・・・ お酒の適量について  ( 山本 志帆子 )    

 
2012年11月号・・・ 血管を若く保つEPAの話  ( 加藤  静香 )    
     
 
2012年10月号・・・ 祖父から与えてもらったもの ( 山内 茜 ) 
 
    
2012年 9月号・・・ あなたの歯は健康ですか? ( 山口 恵里佳 )  
 
  
2012年 8月号・・・ 夏の風物詩スイカ  ( 山中  裕美 )
 
 
2012年 7月号・・・ 食と向き合う ( 大野  聖子 ) 
    
 
2012年 6月号・・・  これで万全!梅雨時期に多い食中毒予防  ( 高田 康代 )  
 
 
2012年 5月号・・・ Let's Go 潮干狩り ( 小川 めぐみ ) 
   
 
2012年 4月号・・・ 食べて美味しいザ・塩麹   ( 山本 志帆子 )      
     
 
2012年 3月号・・・ 牛乳に含まれるカルシウムについて  ( 加藤  静香 )
 
 
2012年 2月号・・・ 豆知識  ( 山中  裕美 )  
    
 
2012年 1月号・・・ 組み合わせ食品  ( 大野  聖子 )  
 
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2011年12月号・・・ 弁当で簡単 ! カロリーコントロール  ( 高田 康代 )   
   
 
2011年11月号・・・ 1食の大切さ ( 小川 めぐみ )
       
 
2011年10月号・・・ スポーツの秋の水分補給 ( 山本 志帆子 )  
  
 
2011年 9月号・・・ 被災生活を食で支える ( 加藤  静香 )


2011年 8月号・・・ 夏太り  ( 山中  裕美 )
 
    
2011年 7月号・・・ 夏でも冷え性  ( 大野  聖子 )
 
 
2011年 6月号・・・ コーヒーとカフェイン  ( 高田 康代 )  
   
   
2011年 5月号・・・ ちまきの由来  ( 小川  めぐみ )  
  
  
2011年 4月号・・・ 間食について考えよう ( 山本 志帆子 ) 
  
  
2011年 3月号・・・ 300gを食べ切るコツ  ( 加藤 静香 )
  
  
2011年 2月号・・・ 甘い香りに誘われて ( 山中 裕美 ) 
   
  
2011年 1月号・・・ とっても簡単米粉の作り方 ( 高田 康代 )  
 
   
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2010年12月号・・・ お雑煮のいろいろ ( 小川  めぐみ ) 
 
 
2010年11月号・・・ 無糖と砂糖不使用甘いのはどっち? ( 山本 志帆子 ) 
 
  
2010年10月号・・・ 社食で健康!  ( 加藤 静香 )
  
  
2010年 9月号・・・ 備えあれば、憂いなし  ( 山中 裕美 ) 
   
  
2010年 8月号・・・ シミ、シワの原因は紫外線! ( 高田 康代 )  

 
2010年 7月号・・・ 食べるラー油で夏を乗り切ろう ! !   ( 小川  めぐみ )  
 
 
 
2010年 6月号・・・ 日本のだしパワー ( 山本 志帆子 ) 
 
 
2010年 5月号・・・ たんぱく尿と尿たんぱく量  ( 加藤 静香 )
 
 

2010年 4月号・・・ 腸元気!生活  ( 山中 裕美 )
 
 
 
2010年 3月号・・・ やっぱお米でしょ ( 高田 康代 )  
  
  
2010年 2月号・・・ 中食 ( なかしょく ) の上手な選び方 ( 山本 志帆子 ) 
 
 
2010年 1月号・・・
みかんパワー   ( 小川  めぐみ )   
 
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2009年12月号・・・ どちらがおすすめ?たい焼きと菓子パン  ( 加藤 静香 )
 
  
2009年11月号・・・ 風邪 まずは予防!  ( 山中 裕美 ) 
   
    
2009年10月号・・・ 世界一の美女になるダイエット ( 高田 康代 )  
  
 
2009年 9月号 ・・・ 摂食・嚥下の勉強会に参加して ( 小川  めぐみ ) 
 

2009年 8月号 ・・・ ウォーキングについて ( 山本 志帆子 ) 
 
  
  
2009年 7月号 ・・・ 透析とビタミン ( 加藤 静香 )
 
 
2009年 6月号 ・・・ 良く噛む  ( 山中 裕美 )  
  
 

2009年 5月号 ・・・ ストレスに負けない!! ( 小川  めぐみ ) 
  
 
2009年 4月号 ・・・ 米粉について  ( 山本 志帆子 ) 
 
 
2009年 3月号 ・・・ 生命保険に加入して思うこと  ( 加藤 静香 ) 

 
2009年 2月号 ・・・ 食事記録について  ( 山中 裕美 )

 
2009年  1月号 ・・・ 心も体もあったまる鍋料理 ( 山口 宏美 )
 
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2008年12月号 ・・・ 野菜栽培で気付いたこと ( 小川  めぐみ )


2008年11月号 ・・・ 体の定期預金と普通預金 ( 山本 志帆子 )


2008年10月号 ・・・
植物ステロールについて考える ( 加藤 静香 )


2008年  9月号 ・・・ 見える油と見えない油 ( 山中 裕美 )


2008年  8月号 ・・・ 減塩について考えよう! ( 山口 宏美 )


2008年  7月号 ・・・ 脱水に注意! ( 小川 めぐみ )


2008年  6月号 ・・・ 果物の良さを見直しましょう ( 加藤 静香 )


2008年  5月号 ・・・ お茶の持つ力 ( 山本 志帆子 )


2008年  4月号 ・・・ 体と食材で感じる春の訪れ ( 山中 裕美 )


2008年  3月号 ・・・ 食事での風邪予防について ( 山口 宏美 )


2008年  2月号 ・・・ 健康な食べ方・味付けについて ( 小川 めぐみ )


2008年  1月号 ・・・ デトックスについて ( 山本 志帆子 )    
  

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テーマ:健康、美容、ダイエット - ジャンル:ヘルス・ダイエット

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薄・中・強力粉でパン作り
今回は私が学生の頃に行なった実験のお話をしたいと思います。
テーマは「小麦粉」です。
小麦粉はたんぱく質の含有量の多い順に強力粉、中力粉、薄力粉などに分類されています。
では、それぞれの粉を使ってパンを作ったらどうなるのでしょうか。
きちんと膨らむのでしょうか、味は変わるのでしょうか。
では、実験内容からお話していきます。


〇実験内容
*材料*
A:薄力粉250g+ぬるま湯140g+☆の材料
B:中力粉250g+ぬるま湯150g+☆の材料
C:強力粉250g+ぬるま湯160g+☆の材料

☆の材料…ドライイースト6g、砂糖20g、塩4g、バター10g


*作り方*
1. ボウルに小麦粉、ドライイースト、砂糖、塩をいれ、まんべんなく混ぜる。
中央にくぼみをつくりぬるま湯を注ぎ入れ、生地がひと固まりになってボウルから離れるまでこねる。
2. 調理台に出してよくこね、バターを加えてさらにこねる。
3. つやと弾力があり、なめらかになったら生地を丸めてボウルに入れる。
ラップでおおい、35℃で約35分発酵させる。
4. 生地をボウルから出し、軽くおさえてガス抜きをする。
5. 生地をスケッパーで10等分して丸める。
6. 生地を軽く押しつぶし、もう一度丸め直してオーブン皿に並べる。
7. 36℃で25~30分、約2倍になるまで発酵する。
8. オーブン(160℃)で12分焼く。


〇結果
出来上がりがこちらの写真です。
パン図①

左から強力粉、中力粉、薄力粉で作ったパンです。

見た目や食べた感想を下記の表にまとめました。
表①

〇パン作りには「でんぷん」と「たんぱく質」の働きが大切
パンの主原料は小麦粉です。
小麦粉の成分はでんぷん約70%、たんぱく質約6.5~13%、水分約15%、そのほか脂質やミネラルです。このうち、パン作りに大きな影響を与えるのが「でんぷん」と「たんぱく質」です。
パンを作る場合、小麦粉にイースト、油脂、砂糖、食塩などの材料と水を加えてこねると、たんぱく質から「グルテン」という物質ができます。グルテンはよくこねると薄い膜になり、小麦粉中のでんぷん粒や生地に取り込まれた気泡を包み込みながら網目で細い繊維状になります。
そして、生地中のイーストが働いて発酵が進むと、炭酸ガスとアルコールを発生します。炭酸ガスはたくさんの小さな気泡になって生地組織中に入り込み、全体を押し広げ、生地が膨らみます。アルコールは生地を伸びやすくし、風味や香りづけに役立ちます。
でんぷんは焼成時に力を発揮します。温度が約60℃以上になると生地中の水分を吸収し始め、温度がさらに高くなるとのりのように強く粘るようになります。
生地中の水分がある程度蒸発すると生地が固くなり、パンに仕上がります。

〇グルテンの出来具合がパンの仕上がりに影響
グルテンは小麦粉と水分を混ぜて、こねるなどの刺激を与えることで、たんぱく質内のグリアジンとグルテニンが結び付き、グルテンになります。
繊維が網目状に絡まったような構造のグルテンは粘りと弾力があり、グルテンの出来がパンの仕上がりに大きく影響します。
また、生地中のグルテンが強いほど、焼き上がりにしっかりとしたボリュームが出ます。
図①

普段何気なく“パンを作るには強力粉“と思っていましたが、このような小麦粉の働きがあるから、一番たんぱく質を多く含む強力粉で作ったパンが一番弾力があって味も小麦の風味を強く感じたのだと思いました。
そして、グルテンフリーのパンはどのように作られているのだろう、家で簡単に出来るのだろうか、と新たな疑問も出てきたので機会があれば作ってみようと思います。



樹クリニック
管理栄養士 浅野沙歩
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☆★健康食品について★☆
 春を少しずつ感じられるようになるこれからの季節、4月の新生活に向けて心身共に健やかでありたいものです。健康の基本は休養・運動・栄養の3つです。そして、栄養はバランスの良い食事を摂ることが大切となります。

 バランスの良い食事を摂るためには、主食・主菜・副菜をそろえ、様々な食品から栄養素を摂取する必要があります。その食品のなかで、一般の食品よりも健康に効果があるとされている食品を《健康食品》といいます。


 《健康食品》には法律上の定義がありません。健康の保持増進の効果が期待される食品として販売・利用されるもの全般を指して《健康食品》と呼ばれます。そのうち、国の制度としては、国が定めた安全性や有効性に関する基準等を満たした保健機能食品制度があります。
3月コラム
上の図を見て分かる通り、保健機能食品を含めた《健康食品》とは薬ではありません。利用するとしても、あくまで補助的な利用となります。今回特に注意して頂きたいのが、国が定めた安全性や有効性に関する基準を満たした保健機能食品に該当しない、図の一番左にあるいわゆる[健康食品]です。

 広告などで健康効果をうたった様々な食品が紹介されています。しかし、それは本当に信用できるもので、必要な物なのでしょうか。
《健康食品》の購入は、以下の5つのポイントを良く理解してからにしましょう。

1.《健康食品》で病気は治せません。
   医薬品のような錠剤、カプセル状の形態をしていても、《健康食品》には病気の治療効果はありません。
2.宣伝・広告は販売するための情報です。
   テレビや雑誌、インターネットなどの広告には、製品販売において都合の悪い内容は含まれていません。 
3.体験談は信頼できる情報ではありません。
   体験談はごく一部の意見です。場合によっては、ねつ造されている可能性もあります。
4.有効成分が入っていても、効果があるのかは不明です。
   粗悪な原材料を使ったり、製品になる段階で様々な影響をうけたりするため、『一般的な成分の情報』と『製品の情報』は同じではありません。 
5.高価な製品が優れているわけではありません。
   『高い製品の方が効果がある』という消費者の心理を利用して、高価な値段を付けている製品もあります。

また、これらのポイントだけでなく、購入する前に公的機関が出している情報を参考にし、医師・薬剤師・管理栄養士に相談するようにしましょう。

身体の為にも、食品はよく検討して買いたいものです。今後、自分自身の健康を考えられた際、広告に惑わされず、正しい情報、正しい知識を持って食品を選ぶための参考にしてみてください。

参考HP
・厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/index.html
・国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所 『健康食品』の安全性・有効性
  https://hfnet.nibiohn.go.jp/

                                                               いつきクリニック一宮
                                                               管理栄養士 織田愛子
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筋力の話
先日、久しぶりに筋力トレーニングをしました。しかし、思いのほか筋力が落ちていて思うようにトレーニングが出来ず終いでした。
この事があり、日に日に筋力の衰えを感じております。健康でいるためには筋力を維持することも大事だと思いますので、今回は筋力について改めて考えようと思います。


【筋力低下について】
筋力の低下は姿勢の保持と歩行に関係する筋肉に起こりやすいです。
最大筋力の20%~30%の負荷をかければ筋力維持が出来ます。30%を超える負荷で筋力は増大しますが、20%未満の負荷では筋力の維持ができません。
ベッドなどで1日動かずにいると1%~3%の割合で低下していきます。1週間だと10%~15%の割合で低下します。

例えば、有休などを使い1週間休みをとり、新作のゲームと食料を買い込んで家にこもってずっとゲームをしていれば筋力が10%以上も落ちてしまいます。


筋力の低下を予防するために、年代に関わらずどなたでもできる、椅子に座って行う筋力トレーニングを紹介したいと思います。

【ハーフスクワット】太ももや腹部などの筋肉を鍛えるトレーニングです。
①椅子に腰かける。
②足を肩幅にひろげる。
③3秒ほどかけて立ち上がる。
④3秒ほどかけて座る。
筋トレ1


【シーテッド・カーフレイズ】ふくらはぎの筋肉を鍛えるトレーニングです。
①椅子に深く腰かける。
②足を肩幅にひろげる。
③つま先を地面につけたまま、かかとをあげられるところまで上げて、ゆっくり  下ろす。
④余裕のある人は膝の上に重りをのせてかかとをあげる。
筋トレ2

 

この2つは筋力を鍛えると共にバランス感覚も鍛えることが出来ます。

 

 
 筋力について少しお話ししましたが、筋力トレーニングと同時にやる大事なことがあります。

【呼吸を整えること】
 ウォーキングやジョギングなど持久力を向上させる運動をすれば、横隔膜など呼吸に関わる筋肉が活発に動き、その結果として呼吸を整えやすくなります。
 トレーニングでなくても、普段から浅い呼吸になると、気分が落ち着かなくなったりするので、呼吸を整えてしっかりと呼吸することが大事です。


【しっかり食事をとること】
筋力を維持するには、タンパク質、ビタミンD、ナトリウム、カルシウムなどが大切になってきます。

・タンパク質は筋肉の維持と増加に関係します。
 タンパク質は6時間かけて消化・吸収されます。筋力トレーニングの後にプロテインなどを摂るのもいいですが、朝昼晩の3食をしっかり摂る事が大事です。目安のタンパク質量としては1食20gを摂れればベストです。鶏もも肉1枚(250g~300g)で2食分くらいのタンパク質の量があります。
 
・ビタミンDは筋肉量の維持に関係します。
 ビタミンDが豊富な食材はキノコや魚介類、卵です。食材以外でも日光浴をすると体内でビタミンDが合成されます。目安のビタミンD量としては1日10μg~20μg摂れればいいです。しいたけ2個でおよそ0.8μg、イワシ1匹で15μgと毎日食事のみから摂取することは難しい量なので、食事と併せて外に出て日の光を浴びることをお勧めします。
 
・ナトリウムとカルシウムは筋力を使うときの筋肉の収縮に欠かせないミネラルです。
 ナトリウムを含む食塩は他に胃酸の分泌に関わってくるので、食欲の維持と食べ物の消化にも関係します。カルシウムは骨の形成にも関わります。
目安のカルシウム量は1日80mg、ナトリウム量は1日350mg(食塩換算で約9g)摂れればいいです。
 牛乳1杯で220mg、小松菜1/4束で162mgのカルシウムが摂れます。
 カップラーメン1杯(汁込み)で食塩が5.5gもあるので、気をつけてください。意外と食塩が多く入っている食材がパンです。最近は栄養表示されている物がほとんどですので、みなさん確認してみてください。
 食塩について気をつけて頂きたい事があります。食塩を気にして必要以上に摂らなくなることです。食塩は身体に必要な栄養なので、自分に適した量をしっかりとる事も大事です。


どの食材にどれくらいの量が入っているか、少しまとめてみましたのでよろしければ、参考にしてみてください。

【約20gのタンパク質を含む食材の量】
鶏もも肉(1/2枚)
牛肉(120g)
豚ロース(1枚)※ソテー用
鮭(1切れ)
全卵(2個)
牛乳(700ml)
ヨーグルト(1.5パック)※ファミリーサイズ

【ビタミンD量】
干ししいため(2個)    0.8μg
イワシの丸干し(1尾)  15.0μg
さんま(1尾)        14.9μg
カレイ(1尾)        13.0μg
鮭(1切れ)         25.6μg

【カルシウム量】
牛乳(1L)         1100mg
小松菜(1/4束)     162mg
イワシ丸干し(1尾)   132mg
木綿豆腐(半丁)     129mg

【塩分量】
カップラーメン(1個)     5.5g
食パン(1枚)※6枚切り   0.8g
ちくわ(1本)          0.2g
鮭(1切れ)           0.3g


 今回は筋力について考えてみましたが、やはり筋力は何もしていないと落ちてしまいます。運動習慣のない人も、これから少なくても週1回の運動など定期的な運動をしてみてはいかがですか?


いつきの里 石川橋
管理栄養士 松村知哉


参考資料・論文
古市照人:臓器リハビリテーションの最前線, 運動機能のリハビリテーション
食と医療Vol.5 講談社BOOK
東京都福祉保健局ホームページ
公益財団法人 骨粗鬆症財団ホームページ
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子どもの未来を育む『子ども食堂』

皆様、新年明けましておめでとうございます。2019年最初のテーマは先日、知人が働く介護施設で毎月開催される『子ども食堂』にボランティアとして参加した時のお話です。
■『子ども食堂』とは?
その名の通り、子どもが一人でも入る事の出来る食堂です。
近年、両親が共働きや一人親家庭が増える中、育ち盛りの子どもたちが十分な食事環境を与えられていないことが問題となっています。一人で寂しく晩御飯を食べる、週に何回も
インスタント麺や菓子パンなどで食事を済ますなど、
子どもに必要な温かい食卓や栄養が与えられていない
家庭が増えてきています。そんな子ども達の食育のため、
大勢で楽しく食卓を囲み、無料・安価で温かい食事を
提供するのが子ども食堂です。
個食1

■問題視される6つの『コショク
『コショク』という単語を聞いたことはありますか?これは現代の家庭の食卓の問題点をわかりやすく表した単語です。

孤食 部屋に引きこもって食事をしたり、家族が不在のため、一人で食事をしなければな
    らなかったりする孤独な食事
個食 家族が一緒に食べていても、それぞれが個々の料理を食べる個別の食事
濃食 濃い味付けのものが多い食事
粉食 パンや麺類など、粉が材料のものが多い食事
小食 ダイエットのために食事量を制限すること
子食 子どもだけで食事をすること
個食2

心の栄養には、彩りや盛り付けなどの見た目、環境、嗜好が大切であるとともに、食事の時間を重視する、食事を楽しむといった心構えも必要です。『コショク』が心の栄養に影響を与える問題のリスクを考えることは、子どもに限らず私達大人も大切なことではないでしょうか。子ども食堂は特に『孤食』を回避するために重要な役割を担っています。

■運営は誰がしているのか?
 運営は、地域のボランティアやNPO法人、町内会など様々です。
今回私が参加させて頂いた施設は特別養護老人ホームやデイサービス、ケアハウスが複合となった施設で、調理師や栄養士などの資格を持つスタッフが栄養面やメニューを考え、また各施設の介護スタッフや地域のボランティアで運営しており、地域社会で子どもを見守る姿勢を感じ取ることができました。

■実際の様子
私が参加させて頂いた子ども食堂は毎月第3日曜に開催され、幼児~小学生を中心とした約10~20人の子ども達がご家族またはお友達と遊びに来ています。提供するメニューはオムライスやちらし寿司、ハヤシライスなど毎回異なり、小鉢やサラダ、果物などが付いて子どもは無料、高校性以上は1回300円となります。12月は大きなクリスマスケーキを子ども達の前でカットして提供したり、食後にクリスマスカードを作ったりと季節を意識した体験コーナーも設置され、子ども達が生き生きとした表情で過ごしている姿が印象的でした。代表者の方は「家庭環境に関わらず、より多くの子ども達に利用してもらいたい」「今後は小さなお子様だけでなく中学生など大きな子にも来てもらえるよう内容を工夫していきたい」と話していました。

■ボランティアを通して
~温かい食事は生きる力、未来に繋がる~
子ども食堂を利用した1人でも多くの子ども達が、この経験を通して食に関心を持ち、将来温かい家庭・地域を作るきっかけになれればと感じる貴重な体験でした。また栄養士や介護士などの職業に触れ、それが子ども達の夢の選択肢の一つになれれば嬉しく思います。
個食3


いつきクリニック石川橋 
管理栄養士 岡田菜摘

【参考】
あいち子ども食堂ネットワーク
食生活アドバイザー検定テキスト
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食品ロスについて考える
 10月下旬の新聞記事で、ある絵本が紹介されていました。
その絵本のタイトルが「のこりものがたり」
NPO法人ハンガー・フリー・ワールドが電通と
協同制作された絵本です。
のこりものがたり


主人公のおむすびくんが様々な食べ物を探す旅に出かけるのですが、世界にはまだまだ食べ物が不足している地域があることや、一方で食べ物が捨てられている現実を知ることとなります。

 私たちが生まれる前、日本でも食べ物が不足している時代がありました。
現在はコンビニやスーパーなどに行けば食べ物が溢れ、好きなものを買って食べることができるのが当たり前の時代です。同じ時代の中で、食べ物が不足し苦しんでいる人が8憶2100万人いる。およそ9人に1人が食べられないという現実にただただ驚かされるのでした。

 その反対に、地球上では食べ物の3分の1が捨てられているという現実。
捨てられている食べ物が不足している地域に届けばいいのに…と安易に考えてしまうのですが。

この問題についてはどこかの遠い国の問題ではなく、私たちの周りで起こっている身近な問題だと思います。

私も実際によくあることですが、ついつい買いすぎて賞味期限を切らしてしまったり、食べきれずに腐らせてしまったりして結局捨てる羽目になる。
その積み重ねが廃棄される地球上の食べ物の3分の1になっていることを自覚しなくてはいけないと痛感しました。

 食べ物が不足している地域に直接届けることは難しいですが、廃棄される食べ物を減らすことは1人ひとりが意識することで防げると思います。
 職業柄、食べたくても食べられない方をたくさん見てきました。その方のために何かできることはないかと考える毎日です。
しかし、今目の前にある問題だけでなく、自分の生活を見直すことでも何かできることがあるかもしれない…。
そんなことを思わせる絵本でした。

 あと1ヶ月で新しい年が始まります。気持ちを新たに、違う方向からも「食べること」に向き合い、少しでも多くの方の力になれるといいなと思います。

介護老人保健施設 いつきの里
管理栄養士 小川 めぐみ

引用文献:のこりものがたり 食べる、を考える絵本 / 制作 株式会社電通 , イラスト・デザイン たき工房&いとのりけんたろう&かのうみなこ , 文 かんざきこうじ , 監修 Food and Africulture Organization of the United Nations.
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栄養指導でサンプリング
栄養指導でサンプリング
管理栄養士 加藤静香

あなたが入院した時、病院の食事に栄養ゼリーが入っていたことはありませんか。
また、学校給食で牛乳にカルシウム強化調味料を入れて飲んだ経験はありませんか。
こういった食品を「病院用食材」といい、全国の栄養士は患者さまの療養上、必要に応じてサンプリングすることがあります。

病院用食材の取り扱いは一般的でないため、「全病協(全国病院用食材卸売業協働組合)」がメーカーと協働し食品開発や研究、流通の一端を担っています。退院時や診察の際、希望する場合はぜひ栄養士からの栄養指導を受けてください。今回はその中から3つのタイプの病院用食材についてご紹介します。

「ビタミン・ミネラル配合タイプ」
胃を切除するなどして鉄やビタミン類の吸収が低下した方におすすめです。
ゼリー状や粉末タイプになっていることが多いです。
また、BCAAなどのアミノ酸を含み、リハビリ期で筋力をつけたい方にもおすすめです。

「蛋白質調整タイプ」
ゼリーや飲料として販売されており、治療の影響や加齢による食欲不振の方におすすめです。ビタミン・ミネラルも一緒に強化されているものが多いです、
少ない量で補給できるように、無味で、料理やお茶などに混ぜて使うものもあります。

「脂質強化タイプ」
腎不全などの、たんぱく制限がある場合におすすめです。たんぱく質を抑えた分エネルギー負荷として、中鎖脂肪酸という消化しやすい脂肪酸を含みます。糖尿病など、糖質を制限する必要のある方に使われることがあります。

こういったものはあくまで「食品」扱いであり、医師の処方は必要ありません。
病院用食材について、味や食べやすさを理解した上で利用したいですよね。
そういった場合は栄養士などの専門職からサンプリングを受け、
上手に利用してください。

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★☆好き嫌いについて☆★
皆さんは、嫌いな食べものがありますか?「全くない」と言える方は、とても素晴らしいと思います。ですが、『苦手だけど、食べられなくはない』、あるいは『まったく食べられない』という食べ物がある方も多いのではないでしょうか?かくいう私も、苦手な食べ物がいくつかありますが、大人になって食べられるようになった物や、未だに苦手としているもの等さまざまです。
今回はそんな食品の
『好き嫌い』について書きたいと思います。


★嫌いになる原因は?
そもそも、なぜ嫌いな食品が出てきてしまうのでしょうか。
嫌いになる原因を見てみましょう。


 1.味のシグナル

食品の味は、甘味・塩味・酸味・苦味・旨味の5つに分類されます。
この5つの味は以下のものを示すと言われます。

甘み・・・エネルギー源
塩み・・・ミネラル
酸味・・・腐敗、未熟なもの
苦味・・・
旨味・・・たんぱく質

味の中でも、甘味・塩味・旨味は私達人間が生きていくために必要不可欠な栄養素であるため、人間は自然とその食べ物を好んで食べるようになっています。しかし、苦味や酸味は、毒物や腐敗物など体に悪い物を判別する為のシグナルだと考えられている為、苦味の強い食材や酸味の強い食材を苦手とするのは本能的に避けようとするからではないかと言われています。特に子供は大人よりも味覚が敏感なため、苦味や酸味の強い食材を苦手とする傾向にあります。

2.食経験

好き嫌いが出来る理由として、環境的な要素や経験も関係しています。どのような食事をするかによって、後天的に好き嫌いが起こるのです。
小さい頃に牛乳を飲んでお腹を壊した経験があり、大人になっても乳製品が苦手で飲めないという方もいます。後天的な好き嫌いの場合、子供の頃の経験により特定の食品に対する悪い印象が残ってしまい食べられなくなってしまうことがあるのです。
逆に、その食品を食べて元気になったり、満足感が得られたりすると、その食べ物への嗜好が増し、その食材が好きになります。

3.食わず嫌い

生後直後の赤ちゃんは母乳を飲み育ちますが、成長に伴い不足する栄養素を補って
いくために、離乳食から初めて徐々に大人と同じ食事に慣れさせていきます。
母乳しか飲んでいなかった赤ちゃんにとって、新しい食べ物に挑戦することは不安や恐怖を伴います。子供の頃にはじめて食べる食材に対して『嫌い』と判断することが多く、初めは無理強いせず味見程度の体験を繰り返すことで食べられる物が増えていきます。一方苦手な物を全く避けてしてしまうと、いつまでたっても多様な味覚の体験が出来ずにそのまま嫌いな食べ物が増えてしまうことがあります。


★好き嫌いを克服するには? ~苦手な理由から考える克服法~

調理法を変える

生で苦手な食材も、加熱することで味も変わってきます。
また、臭いが苦手な物は香辛料などを使うと良いでしょう。


小さくして見えないように

小さく切ったり、フードプロセッサーなどで潰したりすると見た目が気にならなく
なります。


食べられるようになるまで気長に待つ

ピーマンなど子供の時の方が苦味を感知しやすい為、大人になるにつれ食べられる
ようになる場合もあります。苦味や酸味の強い食品は気長に食べられるようになるの
を待つのも一つの方法です。


大人になると無理して食べる必要はなくても、健康や栄養バランスのことを考えて、できるだけいろいろな食材を摂りたいものですね。まずは、完全に好き嫌いをなくすのではなく、食べられる食品を増やしていくことから始めてみませんか?

参考資料:イラスト食品学総論
参考HP:ベネッセ教育情報サイト http://benesse.jp/
                                               
  いつきクリニック一宮 

    管理栄養士 織田愛子
                                               

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誤嚥性肺炎
19世紀の医者ウイリアム・オスラー先生が残した言葉に、「肺炎は老人の友である」とあります。それは今日まで影響を与え、今では肺炎を治療しない選択肢も出てきています。
私も、年を取ったら肺炎と良い関係になりたいです。

先日、言語聴覚学会に参加させて頂いたときに「喉を鍛えても肺炎は減りません」という面白い講演がありましたので、少しご紹介したいと思います。



肺炎でなくなっている人の平均年齢ご存知ですか?
89.6歳です。80歳以上の方が多いようです。

 肺炎の中でも誤嚥性肺炎でなくなられている方は7割以上と多いです。
 原因疾患としては、脳卒中があげられます。
疾患以外にも原因があり、その一つとして、人体の構造による原因があります。人間は加齢により喉仏が重力にしたがい、2cmくらい下がります。喉仏が下がると、口の中に入ってきた食べ物に対して反応・反射が遅くなり、さらさらした液体などを誤嚥しやすくなります。

私も先日お茶を飲む時に反応・反射が遅れてしまい、お茶が口から噴き出ると共に盛大にむせてしまいました。不幸中の幸い、自宅でしたので誰にも見られることはありませんでした。20歳~60歳の年齢でも日常的に起こることが、加齢によりさらに起きやすくなるという事です。


誤嚥性肺炎は、胃液・唾液・食事などの誤嚥で起こると思っている方もいると思いますが、胃液・唾液・食事などの誤嚥だけでは起こりません。
「肺炎は細菌に感染して炎症を起こす病気です。」
なので、誤嚥性肺炎を含めた肺炎の原因としては肺炎球菌が多く、次いでインフルエンザなどが多いです。

しかし、誤嚥は肺炎の重要なリスク因子です。
誤嚥が肺炎の原因となる主な理由として、【何度も起こす誤嚥】と【夜間の不顕性誤嚥】などがあるので、その2つについてみていきたいと思います。


【何度も起こす誤嚥について】
気道の表面が壊れやすくなります。気道の表面は水分と油分で保護されています。何度も誤嚥すると、気道の表面から水分と油分がなくなり、炎症が起きやすい状態になってしまいます。

【夜間の不顕性誤嚥について】
口腔ケアが不十分で、口腔内の細菌が唾液の不顕性誤嚥によって肺に入る事で肺炎が起きます。

※不顕性誤嚥とは・・・通常は誤嚥した時はむせ込みますが、不顕性誤嚥は誤嚥しても、むせ込まず気づかないうちに気道に入ってしまうことです。


【予防・対策について】
・不顕性誤嚥の予防
寝る時に頭を少し高くする(夜間の不顕性誤嚥予防)・睡眠剤の減少・便秘改善・発声や会話・食事をしっかりとる
・誤嚥しても肺炎を起こさないように
歯磨きなどの口腔ケア(口腔内細菌叢の改善)・運動などをして肺を元気にする・体力維持・脱水予防・栄養をしっかりとる・インフルエンザなどの予防接種


発声で使う筋肉と食べ物を飲み込む時に使う筋肉は9割くらい重なっているので、会話をしてのどを鍛えるのは予防に良いですが、誤嚥の予防に加えて、【肺炎の予防】も必要です。

誤嚥だけなら怖くありません。(誤嚥したらむせ込んで辛いですが、、、)一番は、誤嚥を肺炎にしないことが大切です。


メディカルいつき 管理栄養士 
松村知哉
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「エイト」と「ヨン」で栄養の日
私が所属している日本栄養士会では8月4日を「栄養の日」、8月1日~7日を「栄養週間」としています。
日栄養の


栄養の日とは、「たのしく食べて、未来の私の笑顔を作る」そのきっかけの日です。大切な人と食べる食事はたのしいですよね。おいしい食事は心も満たされます。このたのしい気持ちが“すこやかなカラダ”を作るのです。栄養週間には、全国の管理栄養士・栄養士とともに、日本中のみなさんの「栄養をたのしむ」生活を応援するため、全国各地で様々なイベントが行われますので是非ご参加ください。

<熱中症にご注意を>

連日、全国各地で猛烈な暑さが続いています。
名古屋では40℃にせまる猛暑により、熱中症で救急に運ばれるといったニュースを、テレビやネットで見ない日はないというぐらい発生件数が増加しています。

呼びかけに

私の両親は「冷房をかけないで寝る派」であったため、昨年の夏には夜間熱中症となり救急外来へ運んだこともありました。熱中症は日中屋外で過ごす人だけではなく、夜間睡眠中に発症することもあるため正しい知識と対策が必要です。
まずは熱中症の主な症状についてです。

■めまいや顔のほてり
■筋肉痛や筋肉のけいれん
■体のだるさや吐き気
■異常な発汗または汗がでない
■体温が高い
■呼びかけに応答できない
      など

上記の症状で、1つでも当てはまる方は注意が必要です。寒さが苦手だという方も、室温が30℃以上になるような熱帯夜には、適度に冷房を活用することをお勧めいたします。

次に、熱中症にならない為の生活習慣についてです。

■「水分」を小まめにとろう
喉がかわいていなくても、小まめに水分をとりましょう。スポーツドリンクなどの塩分や糖分を含む飲料は水分の吸収がスムーズにでき、汗で失われた塩分の補給にも繋がります。

■「塩分」を程よくとろう
過度に塩分をとる必要はありませんが、毎日の食事を通してほどよく塩分をとりましょう。大量の汗をかくときは塩飴や塩分タブレットなどを活用し、塩分を補給しましょう。ただし、かかりつけ医から水分や塩分の制限をされている場合は、よく相談の上、その指示に従いましょう。
 


   【豆知識】前豆知識
メーカーによって様々ですが、塩飴には1粒あたり約0.07~0.1gの
塩分が含まれています。透析患者様は塩分制限が必須ではありますが、
大量の汗をかいた時は1日5粒までを目安に活用しましょう。

■「睡眠環境」を快適に保とう
通気性や吸水性の良い寝具を活用し、またエアコンや扇風機を適度に使って睡眠環境を整えましょう。寝ている間の熱中症を防ぐと同時に、日々ぐっすりと眠ることで翌日の熱中症予防に繋がります。

■「丈夫な体を」つくろう
バランスのよい食事やしっかりとした睡眠をとり、丈夫な体をつくりましょう。体調管理をすることで、熱中症にかかりにくい体づくりをすることが大切です。

この時期は暑さで食欲が落ち、いわゆる「夏バテ」になる方も多いはず。食事を抜いてしまう、アイスや氷など冷たい物ばかり食べる、麺類など単品ばかり食べている、という方は栄養が偏り、より夏バテを助長してしまいます。「主食・主菜・副菜を揃えてバランスのよい食事を!」を合言葉に、元気に夏を乗り切りましょう。

いつき石川橋 
管理栄養士  岡田 菜摘



【参考】
公益社団法人 日本栄養士会HP
一般財団法人 日本気象協会「熱中症ゼロへ」
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